開示要約
株式会社ノースサンドは、企業の経営課題をともに解決する「コンサルティング」を主な事業とする会社です。第11期(2025年2月から2026年1月までの1年間)の業績を発表しました。 年間の売上高は約261億円で前年より59.5%増えました。本業のもうけを示す営業利益は約55億円で前年より100.0%増(2倍)、最終的なもうけ(当期純利益)は約40億円で前年より105.0%増となり、売上・利益とも大幅に伸びました。コンサルタントの人材獲得が順調に進み、も高く保てたことが理由と説明されています。 会社は2025年11月21日に東京証券取引所のグロース市場(新興企業向けの市場)へ新規上場し、新株発行で約94億円を調達しました。これにより期末の純資産は約165億円(期首は約30億円)、現預金は約146億円となり、財務基盤が大きく拡大しました。従業員数は1,762名で1年間で592名増えています。 中期(2027年1月期〜2029年1月期)目標は売上を年平均30%以上成長、2029年1月期末に営業利益率25%以上、コンサルタント数3,000名で、長期では売上1,000億円・コンサルタント数5,000名を掲げます。
影響評価スコア
🌤️+2i今期は売上が約261億円で1年前の59.5%増、本業のもうけ(営業利益)は約55億円で2倍、最終的なもうけ(純利益)も約40億円で2倍超に拡大しました。コンサルタント職員を増やし、高い稼働率で働き続けてもらえたことが大きな成長の理由です。
新規上場による新株発行で純資産が約30億円から約165億円へと大幅に増えました。今回の株主総会では、配当を取締役会の判断で機動的に決められるよう定款を変更することも承認され、配当政策の柔軟性が高まる体制となります。
2027年1月期から2029年1月期までの3年間で売上を年30%以上成長させ、コンサルタント数を3,000名(現在1,762名)に増やす計画です。さらに先の長期目標は売上1,000億円・コンサルタント5,000名で、独自の採用文化と高稼働率を成長の柱としています。
新規上場後初めての通期決算が、売上・利益とも前年比2倍前後の大幅増となりました。1株あたりのもうけ(EPS)も4年連続で大きく伸び続けており、現預金約146億円・純資産約165億円と財務面も健全な水準にあります。
従来の監査役会方式から監査等委員会という形に組織を変えることで、取締役会の監督機能を強化します。独立した社外取締役・社外監査等委員(弁護士・公認会計士)による外部視点も継続され、内部統制も四半期ごとの委員会開催で運用されています。
総合考察
今期は売上・利益とも前年比2倍前後の大幅増益で、コンサルティング事業の急成長が確認できる結果となりました。新規上場で資金が約94億円増え、財務基盤が強化された一方、ガバナンスも監査等委員会方式へと変更されています。長期目標である売上1,000億円達成には人材獲得と高の維持が鍵となり、今後の成長ペース継続が中心的な注目点となります。