五洋建設(1893)の2026年3月期本決算(5/8発表)を振り返ります。営業利益553億円(会社予想505億円から+9.5%上振れ)、純利益347億円・EPS 125.58円で過去最高更新。IR気象台事前予想3シナリオ(2026/5/6公開)では純利益とEPSがほぼIR気象台中央シナリオに着地、営業利益とQ4単独はIR気象台中央〜上振れシナリオの中間。同時に開示された会社中期経営計画(2026〜28年度、会社呼称)では、最終年度の2028年度(=2029年3月期)に営業利益635億円・EPS 147.4円、配当性向40%以上・総還元性向60%以上を明示。来期FY2027会社予想は営業利益590億円・EPS 129.88円で、営業利益はIR気象台中央近辺、純利益はIR気象台下振れ近辺、配当性向40.1%はIR気象台上振れ並みと指標ごとに評価が割れる内容です。発表翌営業日に+12.9%の急伸の後、5/15終値は1,943円。海外設備子会社(JOMDK系統と推定)の追加損失が一過性で終わらない可能性が、会社中計進捗を見ていくうえでの主要な観点になります。
五洋建設(1893)の2026年3月期本決算(5月8日発表予定)を予測。会社は2/9に通期営業利益予想を395→505億円(+110億円)へ上方修正済(前期比+132.7%)。Q3累計実績は443億円で進捗率87.7%という歴史的高水準。本レポートでは今期通期営業利益の3シナリオを下振れ505億円(会社線ぴったり)・中央540億円(Q4単体97億円)・上振れ580億円(Q4単体137億円)で提示。来期(FY2027)ガイダンスはSEP船 Sea Challenger の稼働貢献・海外損失の追加反動・国内土木の手持工事進捗から、IR気象台中央シナリオで営利600億円・年間配当55円を試算。5/1終値ベースで予想PER 15倍水準で取引されており、来期ガイダンスとSEP船・洋上風力の進捗が市場の注目点になります。
今週から本決算ラッシュを迎える建設関連15社(大手ゼネコン4社・準大手2社・中堅2社・設備サブコン5社・マリコン2社)について、過去5年(FY2021〜FY2025)の連結営業利益率と、最新の決算短信から業績好調の持続性を整理しました。先行して4/27に本決算を発表したきんでんは営業利益率8.65%→12.02%へ一段高に切り上がり、業界の流れが「数字で確認できた」最初の事例です。
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