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開示詳細

EDINET2026/02/05 15:39:00臨時報告書

臨時報告書

味の素2802

今回の発表は、会社が持っている「本社の土地と建物」を売って、まとまった利益が出ることを知らせるためのものです。味の素は本社移転の準備を進める中で、資産をより効率よく使う(お金を寝かせない)ために、今の本社ビルを手放す判断をしました。 わかりやすく言うと、昔に安く手に入れた不動産が、今は高く売れる状態になっていたため、その差額が利益になります。譲渡価額は451億円で、帳簿上の価値(IFRS)は45億円なので、差し引きの利益が約406億円と大きくなっています。 この利益は、商品が売れて増えた利益というより「資産を売ったことで一度だけ出る利益」です。そのため、来期以降も同じように続くとは限りません。 一方で、売却で得たお金を借金返済や自社株買い、成長投資に回せれば、会社全体の効率や株主への還元が良くなる可能性があります。

専門用語の解説

IFRS
International Financial Reporting Standards(国際財務報告基準)の略。国際的な会計ルールで、世界共通の会計基準として使われる。日本では、一部の企業が採用しており、グローバルな比較が可能になる。
帳簿価額
会計帳簿に載る資産の金額。会計帳簿に記載されている資産の金額。時価とは異なる場合があり、取得原価や減価償却後の価額が記載される。
固定資産売却益(特別利益)
船や土地などを売ったとき、帳簿上の価値より高く売れた分の利益。毎年続く利益ではない“一回限り”になりやすく、来期以降の稼ぐ力とは分けて見る必要があります。
特別利益
毎年くり返し起きる本業のもうけではなく、たまたま発生した利益の区分。資産売却などが代表例で、翌年も同じだけ出るとは限らないため見分けが重要。

AI影響評価

影響度i
🌤️+2
方向i
↑ 上昇
確信度i
65%

評価の根拠

この発表は、株価にとって「やや良いニュース」です。理由は、会社が持っていた本社の土地や建物を売ることで、今年の利益が大きく増える見込みだからです。利益が増えると、会社の成績が良く見え、株を買いたい人が増えやすくなります。 わかりやすく言うと、会社の帳簿に書かれている価値よりも高い値段で売れると、その差が「もうけ」になります。今回は売却価格451億円に対して帳簿上の価値(IFRS)が45億円なので、約406億円の利益が出る予定です。 さらに、いつ決めていつ引き渡すかが具体的です(2月5日に決議と契約、2月27日に引渡予定)。予定がはっきりしている発表は、「本当に起きる可能性」が高いと受け止められやすいです。 ただし注意点もあります。この利益は、商品がたくさん売れて増えた利益ではなく、「資産を売った一回きりの利益」です。そのため、株価が長く上がり続ける強い材料になりにくい面があります。また、売って得たお金を何に使うかはこの発表では書かれていないため、追加の材料が出るまでは評価が大きくは動きにくいです。

出典: EDINET(金融庁)(改変あり)

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