上期増収も減益、売船益18億円計上へ
新日本海フェリーの2026年3月期上期(4〜9月)は、売上高347.76億円(前年同期比+4.7%)と増収。一方、営業利益33.40億円(同-5.7%)、経常利益29.39億円(同-4.5%)、親会社株主に帰属する中間純利益20.35億円(同-7.6%)と減益となった。 海運業は旅客・乗用車が堅調だが、猛暑・少雨による農産物出荷減と機関故障による欠航で貨物が弱含み。貨物運送は売上増(+6.2%)も燃料高等で利益が大幅減。資産は1,111.69億円(前期末比+65.37億円)で、船舶建造の建設仮勘定増が主因。後発事象として船舶「はまなす」売却で約18億円の特別利益を2026年3月期に計上予定。