上期売上18%減も利益率改善で黒字維持
松尾建設の2026年3月期上期(2025/4-9)は、売上高355億円(前年同期比18.5%減)、営業利益30.7億円(同7.9%減)、経常利益32.0億円(同8.0%減)、親会社株主に帰属する中間純利益21.1億円(同12.6%減)。前年の大型工事進捗の反動で完成工事高が減少した一方、手持ち工事の採算性改善で完成工事総利益は53.8億円と微増。 財務面では総資産714億円(前期末比7.2%減)、純資産358億円(同6.4%増)で自己資本比率は50.16%へ上昇。営業CFは35.6億円の増加(前年は減少)に転じたが、定期預金預入等で投資CFは▲66.2億円。建設事業受注高は282億円(同3.3%減)、手持工事高は820億円。