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松尾建設株式会社E00144

注目の開示

EDINET

2025年12月19日

半期報告書-第78期(2025/04/01-2026/03/31)

松尾建設株式会社

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→ 中立確信度65%
上期売上18%減も利益率改善で黒字維持

松尾建設の2026年3月期上期(2025/4-9)は、売上高355億円(前年同期比18.5%減)、営業利益30.7億円(同7.9%減)、経常利益32.0億円(同8.0%減)、親会社株主に帰属する中間純利益21.1億円(同12.6%減)。前年の大型工事進捗の反動で完成工事高が減少した一方、手持ち工事の採算性改善で完成工事総利益は53.8億円と微増。 財務面では総資産714億円(前期末比7.2%減)、純資産358億円(同6.4%増)で自己資本比率は50.16%へ上昇。営業CFは35.6億円の増加(前年は減少)に転じたが、定期預金預入等で投資CFは▲66.2億円。建設事業受注高は282億円(同3.3%減)、手持工事高は820億円。

開示情報

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2025年12月

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2025/12/19 09:39:00-1→ 中立確信度65%

半期報告書-第78期(2025/04/01-2026/03/31)

松尾建設株式会社E00144半期報告書-第78期(2025/04/01-2026/03/31)
AI要約

この発表は「上期の成績表(半期報告書)」で、会社のもうけの状況とお金の出入り、仕事の残り(手持ち工事)をまとめたものです。建設会社は工事の完成が下半期に偏りやすく、上半期の売上が少なく見えやすい特徴があります。 今回は売上が前年より大きく減りました。理由は、前年上期に進んだ大きな工事の反動で、今年上期に完成・進捗として計上できた工事が減ったためです。一方で、工事の「もうけやすさ(採算)」は改善し、工事の粗い利益はほぼ維持できています。 お金の面では、工事代金の回収などで営業活動の資金が増えました。反対に、定期預金に預けるなどで投資の支出が増え、借入金も減らしたため、現金同等物は187億円と一定水準を保っています。 今後の見どころは、手持工事高820億円が1〜3年で売上として出てくる見込みである点です。上期の売上減が一時的か、下期に工事の完成が集中して取り戻せるかが株価の評価ポイントになります。

2025年6月

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