小田急電鉄は、2025年度の資金調達方針として、国内無担保普通社債の発行枠を総額1,355億円以内とする上限を取締役会で決議しました。発行期間は2025年4月1日から2026年3月31日までで、この範囲内で複数回の発行が可能とされています。償還期限は最長50年、利率は同年限の日本国債利回りに年1.0%を上乗せした水準を上限とし、満期一括償還・無担保・無保証の条件です。具体的な発行額や条件は、今後代表取締役に一任されます。 同社の業績はコロナ禍から回復し、2025年3月期の連結営業収益は4,227億円(前期比約3%増)、経常利益は504億円と高水準を維持しています。一方で、投資キャッシュフローは▲744億円と大きく、鉄道・不動産・生活サービスなど多角的な事業基盤を背景に、長期投資と財務基盤強化のための長期資金確保が狙いとみられます。
小田急電鉄株式会社9007
注目の開示
最大1,355億円の50年社債枠設定へ
開示情報
最新50件を時系列で表示しています。
2025年7月
4件2025年1月
1件2025年12月
1件AI要約
小田急電鉄は、2025年度の資金調達方針として、国内無担保普通社債の発行枠を総額1,355億円以内とする上限を取締役会で決議しました。発行期間は2025年4月1日から2026年3月31日までで、この範囲内で複数回の発行が可能とされています。償還期限は最長50年、利率は同年限の日本国債利回りに年1.0%を上乗せした水準を上限とし、満期一括償還・無担保・無保証の条件です。具体的な発行額や条件は、今後代表取締役に一任されます。 同社の業績はコロナ禍から回復し、2025年3月期の連結営業収益は4,227億円(前期比約3%増)、経常利益は504億円と高水準を維持しています。一方で、投資キャッシュフローは▲744億円と大きく、鉄道・不動産・生活サービスなど多角的な事業基盤を背景に、長期投資と財務基盤強化のための長期資金確保が狙いとみられます。