加藤製作所は、従業員持株会向けESOP信託の詳細を決定し、これに伴い自己株式42万株を第三者割当で処分することを取締役会で決議しました。処分価額は1株1,271円で、総額5億3,382万円となり、2025年12月22日に日本カストディ銀行(信託口)へ割り当てられます。処分価額は直近終値と同額であり、監査等委員会は「特に有利な価額ではない」との意見を表明しています。 信託期間は2025年12月18日から2030年12月17日までで、従業員持株会への安定的な株式供給と福利厚生の拡充が目的です。株式取得資金はりそな銀行からのABL(動産・債権担保融資)で賄われ、同社が債務保証を行います。なお、同社は2025年11月に自己株式20万株(約2.9億円)をToSTNeT-3で取得済みであり、11月末時点の自己株式保有は58万9,507株(発行済株式の約5%)となっています。
株式会社加藤製作所6390
注目の開示
ESOP信託で42万株処分、従業員還元を強化
開示情報
最新50件を時系列で表示しています。
2025年12月
2件AI要約
加藤製作所は、従業員持株会向けESOP信託の詳細を決定し、これに伴い自己株式42万株を第三者割当で処分することを取締役会で決議しました。処分価額は1株1,271円で、総額5億3,382万円となり、2025年12月22日に日本カストディ銀行(信託口)へ割り当てられます。処分価額は直近終値と同額であり、監査等委員会は「特に有利な価額ではない」との意見を表明しています。 信託期間は2025年12月18日から2030年12月17日までで、従業員持株会への安定的な株式供給と福利厚生の拡充が目的です。株式取得資金はりそな銀行からのABL(動産・債権担保融資)で賄われ、同社が債務保証を行います。なお、同社は2025年11月に自己株式20万株(約2.9億円)をToSTNeT-3で取得済みであり、11月末時点の自己株式保有は58万9,507株(発行済株式の約5%)となっています。