再エネの余剰を吸収する「系統用蓄電池」に案件が殺到し、接続契約の申込は2025年12月末で約3,000万kW(約30GW)に達しています。一方で実際に系統につながって稼働している容量は約64万kWにとどまります。制度(発電事業化・長期脱炭素電源オークション・容量市場・補助金)は本物ですが、業績への反映はこれからという「申込と稼働のズレ」がこのテーマの中心です。デベロッパー・商社・EPC・セル・PCS・家庭用・AIアグリゲーションの7階層で関連銘柄を地図にし、実需が数字に出始めた銘柄と期待が先行する銘柄を仕分けました。
AIサーバー1台あたりのMLCC搭載数が万単位に跳ね、先端品のリードタイムは26〜40週、村田は2026年4月に15〜35%の値上げを実施したと報じられている。完成品メーカー(村田・太陽誘電)の業績と株価は既に大きく反応した一方、川上のチタン酸バリウム・ニッケル電極・粉砕媒体といった材料銘柄では、決算への反映が出始めた銘柄(ニッカトー)とまだ全社業績に出ていない銘柄(堺化学)に分かれる。本レポートはMLCCサプライチェーンを完成品・材料・心臓部・周辺の4階層に仕分け、実需と業績反映・株価位置の『ズレ』を地図にする。
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