開示要約
この書類は、ヤーマンの1年間の成績表にあたるものです。ただし今回は、会社の決算の区切りを4月末から12月末に変えたため、8カ月分だけをまとめた少し特別な決算です。結果は、売上が172億円、もうけを示す営業利益は7億円の赤字、最終的な赤字は約12億円でした。 赤字になった理由として会社は、将来の成長に向けた投資を増やしたことや、国内事業の立て直しの途中にあることを挙げています。さらに、前に買収した会社「forty-four」が当初の見込みほど利益を生まないと判断し、その買収で計上していた価値の一部を取り下げました。これがで、今回は5億円超の負担になりました。 一方で、悪い話だけではありません。中国では美顔器が医療機器として認められ、販売規制が強まる前に有利な立場を築きました。中国の大手ネット通販でも1位を続けており、海外での強さは確認できます。新製品もLEDマスクや電動歯ブラシ型美顔器などを投入しています。 わかりやすく言うと、今は『足元の利益は苦しいが、先の成長に向けて種まきをしている時期』です。しかも2月には中国で販売するための新しい子会社設立も決めており、今回の内容はその海外強化の流れともつながります。今後は、投資が本当に売上回復と利益改善につながるかが大事な見どころになります。
影響評価スコア
☁️0i会社のもうけは今回は悪化しました。売上は出ていますが、費用のほうが多く、最終的に大きな赤字です。期間が8カ月なので単純比較はできませんが、今の本業の力が強いとは言いにくく、株価にはやや重い材料です。
赤字で会社の体力は少し減りましたが、手元のお金は多く、借金も大きくありません。家計でいえば、収入は苦しくても貯金がかなりある状態です。すぐにお金に困る感じではなく、この点は少し安心材料です。
将来に向けた話は明るめです。新しい商品を次々出し、中国では販売の強みも見えています。前に発表した上海の新会社づくりも、この海外強化の流れとつながっています。今は苦しくても、先の伸びしろは残っています。
商売の環境は、国内は少し厳しく、海外は良い面があるという状態です。日本では買い控えや集客の弱さがありますが、中国ではルールが厳しくなる前に有利な立場を取れました。良い面と悪い面が半々です。
株主への配当は続けるので、まったく悪い話ではありません。ただ、赤字なのに配当を出しているため、今後も同じ水準を続けられるかは様子見です。株主に特別に大きく報いる発表ではありません。
総合考察
この発表は良いニュースと悪いニュースが混ざった内容です。悪い点は、会社がこの期間に赤字だったことです。しかも、前に買った会社の価値を見直して、大きな損失も出しました。これだけを見ると、株価にはマイナスに見えます。 でも、全部が悪いわけではありません。会社は手元のお金を多く持っていて、借金も重くありません。つまり、今すぐ苦しくて動けない状態ではないということです。さらに中国では、商品が正式な認可を取り、大手ネット通販でも強さを見せています。前に発表した上海の新しい子会社づくりも、この中国強化の流れの一部と考えられます。 たとえば、今のヤーマンは『テストの点は下がったが、将来のために塾や新しい勉強法に投資している生徒』のような状態です。今の成績だけなら心配ですが、将来伸びる準備も進めています。 そのため、株価への影響は極端な上昇・下落よりも、まずは様子見になりやすいと考えます。今後は、新しい中期計画の内容や、中国事業が本当に利益につながるかが、次の大きな判断材料になります。