AIデータセンター向けストレージ特需では、キオクシア (SSD/NAND) の急騰が目立ちますが、HDD側も歴史的な逼迫にあります。ただしHDDの需要は「台数」ではなく「容量」の軸で伸びており、恩恵は部品によって濃淡が分かれます。本レポートはHDDを部品単位に分解し、プラッタ枚数・ヘッド数に比例して数量が伸びる「枚数比例」の部品と、1台に1個の「台数比例」の部品を区別したうえで、日本の上場サプライヤーを層別にマップ化しました。選定方法と含めなかった銘柄も明示しています。
AIサーバー1台あたりのMLCC搭載数が万単位に跳ね、先端品のリードタイムは26〜40週、村田は2026年4月に15〜35%の値上げを実施したと報じられている。完成品メーカー(村田・太陽誘電)の業績と株価は既に大きく反応した一方、川上のチタン酸バリウム・ニッケル電極・粉砕媒体といった材料銘柄では、決算への反映が出始めた銘柄(ニッカトー)とまだ全社業績に出ていない銘柄(堺化学)に分かれる。本レポートはMLCCサプライチェーンを完成品・材料・心臓部・周辺の4階層に仕分け、実需と業績反映・株価位置の『ズレ』を地図にする。
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