開示要約
今回の発表は「会社が自社の株をどれだけ買ったか」を月次で報告する書類です。フレクトは2月5日に「最大で12億円まで自社株を買う」と決め、その結果を今回まとめました。 わかりやすく言うと、会社が市場で自分の会社の株を買い戻すと、世の中に出回る株が減りやすくなります。そのため、1株あたりの価値(利益や資産の取り分)が上がる方向に働くことがあります。 実際には2月13日に(市場の立会外でまとめて売買する方法)で約76.6万株を一気に買い、金額はほぼ上限の12億円まで使っています。つまり「買うと言った分を、かなり本気で実行した」形です。 一方で、過去開示では関係会社(キャリオット)の評価損をとして計上する見込みも出ており、自己株買いはその悪材料を打ち消す狙い(株主還元や需給改善)として受け止められる可能性があります。
評価の根拠
🌤️+2この発表は、株価にとって「良いニュース寄り」です。会社が自分の会社の株を買い戻すと、市場に出回る株が減り、1株の価値が上がりやすいと考えられることが多いからです。 例えば、同じ売上や利益をみんなで分けるとき、分ける相手(株の数)が少し減ると、1つあたりの取り分が増えるイメージです。今回フレクトは、用意していた12億円のうち約12億円(進み具合99.99%)を使って、765,700株を買いました。規模も発行済株式の約12%分(計算値)と大きめです。 ただし注意点もあります。買ったのは2月13日の1日で、という「まとめ買い」に近い方法です。一般的な見方として、毎日買い続ける形よりも、買いが続くことによる支えは感じにくくなりがちです(この書類だけで、今後追加で買う/買わないは決めつけられません)。 そのため、「大きく上がる」とまでは言いにくい一方、実際に大きな金額を使って買い戻した事実はプラス材料になりやすく、株価は上向き方向を予想します。