IR気象台IR気象台

開示詳細

EDINET2026/01/08 11:01:00自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)

自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)

今回の発表は「会社が自分の会社の株を買って、さらに消した(消却した)」という報告です。株を消すと、市場に出回る株の数が減ります。わかりやすく言うと、同じ大きさのケーキを少ない人数で分けるようなイメージで、1株あたりの価値が上がりやすい方向に働きます。 この会社は以前、最大500万株・120億円まで自社株を買う計画を出していましたが、実際には10月3日で買付を終えています。12月は新しく買っていません。つまり「追加の買い支え」はありません。 一方で12月5日に400万株を消却しました。消却は、買った株を会社が持ち続けるのではなく、なくしてしまう手続きです。これにより発行済株式総数が減り、残った株主にとっては持ち分が相対的に大きくなります。 ただし、消却自体は資金の追加流出を伴わないため、株価への影響は「買付の発表」ほど大きくないこともあります。市場は、今後も追加の自社株買い枠が出るか、利益や配当がどうなるかを合わせて見ていきます。

専門用語の解説

自己株式取得
会社が自分の会社の株を買い戻すこと。株主に現金が渡る形になり、株主構成を整理できる。今回の文脈では、日野の保有株を処分する手段として使う合意が示されている。
自己株式消却
保有自社株を帳簿上消して減資すること。自己株買いで取得した自社株を、帳簿上で消却して発行済み株式数を減らすこと。1株あたりの価値が上がる効果がある。
発行済株式総数
会社が世の中に発行している株の合計枚数。これが変わらないのに大株主の比率が下がる場合は、その株主が株を売った(または移した)可能性が高い。
市場買付
取引所で通常売買として買う方法。取引所の市場で、株式を買い取ること。自己株買いなどで使われる方法。
取締役会決議
会社の重要事項を取締役が集まって決める手続き。買収のような大きな判断は取締役会で決議され、決まった内容が投資家向けに開示される。

AI影響評価

影響度i
🌤️+2
方向i
↑ 上昇
確信度i
60%

評価の根拠

この発表は、株価にとって「良いニュース寄り」です。理由は、会社が自分の株を400万株“消した”からです。 株が減ると、一般に(理論上は)1株あたりの価値を計算するときに有利になりやすいです。例えば、同じ大きさのケーキ(利益)を40人で分けるより、39人で分けた方が1人分が少し大きくなる、というイメージです。 ただし、12月は市場で新しく株を買っていません。市場で買うと実際に買い注文が出るので株価を押し上げやすい一方、消却は「買う」行動ではないため、短期の上げ材料としては弱く見られることもあります。 また、今回消した400万株は、今回の買い枠で買った累計390万株より多いです。書類には内訳が書かれていないので、以前から持っていた自社株も一緒に消した可能性があります。次は、残った自社株をどうするかが注目点です。

出典: EDINET(金融庁)(改変あり)

当サイトでは、EDINETの情報をAI技術により要約・分析して提供しています。

免責事項

本評価は投資助言ではなく、参考情報として提供されるものです。 AI評価は誤り得るものであり、投資判断の責任は利用者にあります。詳細はこちら