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開示詳細

EDINET2025年12月23日 09:13有価証券報告書-第18期(2024/10/01-2025/09/30)

有価証券報告書-第18期(2024/10/01-2025/09/30)

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AI要約

この会社は、奈良県の会員制ゴルフ場(秋津原ゴルフクラブ)を運営し、プレー代や年会費、入会金などで収入を得ています。今回の報告書は、1年間の「成績表」を株主に説明するために出されています。 結果は、売上は増えました。来場者数が少し増え、1日あたりの組数も増えたためです。ただし営業日数が減っており、天候などで営業できない日があると売上が伸びにくい事業だと分かります。 利益は減りました。売上が増えても、人件費やコース維持費、水道光熱費、修繕費、減価償却費(設備を買った分を少しずつ費用にするもの)などのコストがかかるため、手元に残る利益が小さくなります。例えば「お客さんは増えたが、芝の手入れや電気代が上がって、儲けが薄くなった」というイメージです。 会社は設備投資(電動カート導入など)を続けており、会員の満足度を上げて来場を増やす狙いがあります。一方で配当は0円で、利益は内部に残して運営と整備に回す方針です。

専門用語の解説

名義書換
会員権の持ち主の名前を変更する手続き。中古の会員権が売買できる状態に近づき、入会希望者が増えやすい。会社にとっては入会金等の収入機会に関わる。
減価償却費
カートや設備など高い買い物の費用を、何年かに分けて少しずつ計上する仕組み。現金支出は購入時でも、利益計算では毎年コストとして効いてくる。
経常利益
本業の利益に、受取利息などの収入や支払利息などの費用を足した、日常的な儲けの合計。会社の普段の稼ぐ力をざっくり見る指標として使われる。
譲渡制限株式
株を他人に売るときに会社(取締役会)の承認が必要な株式。自由に売買しにくく、株価が市場で決まりにくい。流動性の低さが投資上の注意点になる。
種類株式(A/B/C)
同じ会社の株でも権利が違う株。例としてC種類は議決権がなく、A/Bは配当請求権がない。誰が経営に口を出せるか、利益を受け取れるかに影響する。

AI影響評価

影響度i
-1
方向i
→ 中立
確信度i
60%

評価の根拠

この発表は、株価にとっては「大きくは動きにくいが、少し慎重に見られやすいニュース」です。 良い点は、売上が増えていて、来場者も少し増え、最終的な儲け(当期純利益)が+11.3百万円と黒字なことです。お店で言えば「ちゃんと利益は残った」という状態です。 ただし、前の年は純利益が22百万円だったので、今回は儲けが減っています。さらに、受贈益4.54百万円という“たまたま入ったプラス”も含まれています。例えば、臨時のお小遣いが入って黒字になったように見える場合、投資家は「来年も同じように儲かる?」と慎重になります。 加えて、営業日数が減っていることや、人件費・コース維持費・光熱費などの大きな固定費があることは、天候や客数の変化で利益がぶれやすい要因です。設備投資や名義書換再開は将来に効く可能性がある一方、短期の株価材料としては“減益”がやや重しになりやすいと考えます。

使用モデル: gpt-5.2

出典: EDINET(金融庁)(改変あり)

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