有価証券報告書-第82期(2024/11/01-2025/10/31)
AI要約
今回の開示は、1年の成績表(決算)と、株主総会で何を決めるか(配当・役員・買収への備え)をまとめたものです。数字で見ると、売上は少し減りましたが、もうけ(営業利益)が大きく増えています。 もうけが増えた理由の一つは、北米などで工場の閉鎖や縮小を含む生産体制の見直しを進めたこと、前の年に起きた一時的なトラブルが解消したことです。さらに、株式を売って得た利益(投資有価証券売却益)が大きく、最終的な利益(純利益)を強く押し上げました。 株主への還元としては、期末配当を1株23円にする案が会社から出ています。一方で株主側からは「純資産の5%を配当(DOE5%)」のような大きな配当案や、社外役員の解任、買収防衛策の廃止なども提案されており、株主総会で賛否が分かれる可能性があります。 また、2025/11/4に三井金属アクト(現ハイレックスアクト)を子会社化しており、今後はドア周り部品の強化や相乗効果(共同購買や内製化など)で収益力を高める方針が示されています。
専門用語の解説
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | グループ全体の最終利益のうち、親会社の株主の取り分にあたる利益。子会社に他の株主がいる場合、その分を除いて計算するため、投資家が最も見やすい利益指標。 |
|---|---|
| 投資有価証券売却益 | 持っていた株などを売ったとき、買った値段より高く売れた分のもうけ。例えば1億円で買った株を1.3億円で売れば0.3億円が売却益になる。 |
| のれん | 会社を買ったとき、買値が純資産より高い分として計上される“期待の価値”。将来の稼ぐ力への上乗せ分で、計画通り稼げないと価値を下げる処理(減損)が起きる点が重要です。 |
AI影響評価
評価の根拠
この発表は、全体としては「少し良いニュース」です。理由は、売上が少し減った一方で、会社の本業のもうけ(営業利益)が大きく増えたことが、はっきり数字で示されたからです。会社は、工場の規模を見直したことや、前の年にあった北米の設備トラブルが直ったことが効いた、と説明しています。 ただし、最後の利益(親会社株主に帰属する当期純利益84.1億円)が増えた背景には、持っていた株を売って得た利益(74.1億円)などの「特別なもうけ」も含まれます。これは毎年必ず出るものではないので、株価がどこまで上がるかは、本業の利益が今後も続くかがポイントになります(ここは将来の見通しで、資料に確定的に書かれているわけではありません)。 株主へのお金の戻し方としては、1株23円の配当と、15億円の自社株買いを実施しています。一般に、自社株買いは市場に出回る株数を減らすため、株価の支えになりやすいと考えられます。 一方で株主総会では、会社が買収防衛策の継続を提案し、株主側は廃止や配当方針(DOE5%)などを提案しています。取締役会は株主提案に反対しているため、議案として意見がぶつかっている状態です。総会の結論が出るまで株価が動く可能性はありますが、これは一般論であり、資料に書かれている事実は「提案内容」と「取締役会の賛否」です。
出典: EDINET(金融庁)(改変あり)
当サイトでは、EDINETの情報をAI技術により要約・分析して提供しています。
免責事項
本評価は投資助言ではなく、参考情報として提供されるものです。 AI評価は誤り得るものであり、投資判断の責任は利用者にあります。詳細はこちら