半期報告書-第39期(2025/06/01-2025/11/30)
AI要約
この半期報告書は、会社の「半年間の成績表」です。今回のポイントは、本業は良くなったのに、最終的な利益は大きな赤字になったことです。 わかりやすく言うと、普段の商売(人材派遣や研修など)では売上が少し増え、営業利益も前年より増えました。ところが、会社が「将来の役員退職金のために、今のうちにお金を積み立てる」と決め、285百万円を費用として一気に計上しました。これが特別損失(つまり、毎年は起きない大きめの費用)となり、純損失が2.62億円まで膨らみました。 また、売掛金・契約資産(まだ回収できていない売上)が増えたため、営業活動の現金の出入りはマイナスが拡大しました。その穴埋めとして短期借入金が増えています。 一方で、後から起きた出来事として、保有していたエコミック株を公開買付けで売却し、約5.43億円の資金が入る見込みです。これは資金繰りの改善要因になり得ます。
専門用語の解説
| 特別損失 | 普段はあまり起きない一時的な費用。今回は本社移転関係費など0.30億円。毎年続くとは限らないため、来期以降の利益を読むときは分けて考える。 |
|---|---|
| 契約資産 | 請求前だが収益計上済みの権利。商品やサービスを提供したが、まだ請求していない状態で、収益は既に計上されている資産。売上債権とは異なる。 |
| 営業キャッシュ・フロー | 本業で現金が増えたか減ったかを示す指標。マイナスが続くと、在庫(不動産)を積み上げている可能性があり、資金調達や売却のタイミングが重要になる。 |
AI影響評価
評価の根拠
この発表は「少し悪いニュースです」。理由は、会社の最終的な成績が大きな赤字に見え、さらに手元のお金の減り方も大きいからです。 良い点もあります。売上は増え、普段の商売のもうけ(営業利益)も前年より増えました。つまり、日々の仕事自体は前よりうまく回っています。 ただ今回は、役員の退職金に備える費用を2.85億円まとめて計上しました。引当金とは、将来払う予定のお金を「先に費用として記録する」ことです。これにより、最終損益は▲2.62億円の赤字となり、数字だけ見る投資家は慎重になりやすいです。 お金の流れも注意点です。売掛金など「まだ回収できていないお金」が増え、営業活動の現金の出入りは▲4.88億円とマイナスが広がりました。また、短期借入金は2.0億円から6.0億円に増えています。 エコミック株の売却で5.43億円が入る予定はありますが、会社は影響が未確定と言っています。効果が数字で確認できるまでは、株価には弱めに働きやすいと考えます。
出典: EDINET(金融庁)(改変あり)
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