IR気象台

開示詳細

EDINET2025年12月5日 14:32自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)

自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)

原文を見る

AI要約

日本基礎技術は、2025年11月期(11月1日〜11月30日)の自己株式買付状況を報告しました。2025年3月7日に取締役会で決議した「上限100万株・70億円、取得期間5月15日〜11月28日」の自己株式取得枠について、株数ベースでは100万株すべての取得を完了し、進捗率は100.00%となりました。取得総額は66億3,563万5,00円で、金額ベースの進捗率は94.79%です。 報告対象月(11月)には新たな取得はなく、前月までに全量取得済みです。11月30日時点の発行済株式総数は2,934万6,400株、そのうち保有自己株式数は1,105万4,676株となりました。自己株式には、単元未満株式の買取請求により取得した株式も含まれています。本報告書は取得状況の事後報告であり、新たな取得枠や処分方針などの追加情報は開示されていません。

AI影響評価

影響度i
☁️0
方向i
→ 中立
影響期間i
1日
確信度i
82%

評価の根拠

本開示は、2025年3月7日に決議済みの自己株式取得枠(上限100万株・70億円、取得期間5月15日〜11月28日)の進捗報告であり、11月末時点で株数ベースの取得が100%完了したことを示す事後的・定型的な報告です。報告月(11月)に新規取得はなく、実質的には前月までの取得完了を確認する内容にとどまります。 株主還元という観点では、自己株買いの実施自体はポジティブ要因ですが、その決定と実行はすでに過去に開示・実行されており、今回の書類はEDINET上の法定報告としての性格が強く、新たな株主還元策や追加の自己株買い枠設定といったサプライズは含まれていません。また、取得総額は66.3億円(進捗率94.79%)と、金額上限をやや残して終了しており、上限フル活用というインパクトもありません。 11月30日時点で自己株式は約1,105万株、発行済株式総数約2,934万株と、自己株比率は高水準ですが、これも漸次進行してきた結果であり、今回初めて判明した情報ではないとみられます。市場は既に自社株買いの実施を株価に織り込んでいる可能性が高く、本開示単体で新たに評価を変える材料にはなりにくいと判断します。 以上から、株主還元の継続姿勢を確認する意味はあるものの、株価インパクトは限定的とみてスコアは0(中立)、方向性は「neutral」、影響の時間軸は1日程度、確信度は類型的な開示であることから0.82としました。

使用モデル: gpt-5.1