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開示詳細

EDINET2026/01/29 11:44:00有価証券報告書-第47期(2024/11/01-2025/10/31)

有価証券報告書-第47期(2024/11/01-2025/10/31)

この発表は、会社の1年間の成績表(決算)と、株主総会で決める内容(配当や役員人事)をまとめたものです。結論から言うと、売上はほぼ横ばいに近いものの、赤字が大きく増えたことが中心テーマです。 売上高は84.78億円でしたが、売上から材料費などを引いた後に、販売費や人件費などを差し引くと営業損失6.23億円となりました。わかりやすく言うと「本業のもうけが出ず、むしろお金が減った」状態です。原材料・電気代・物流費が上がったことや、拠点移転の一時費用などが重なったと説明しています。 さらに、工場の再編に関する費用や、資産の価値を見直して一気に損失を出す処理(減損損失、つまり“この設備はもう以前ほど稼げない”と判断して帳簿上の価値を下げること)で、最終赤字は9.48億円まで膨らみました。一方で株式売却益3.60億円があったため、これがなければ赤字はさらに大きかった計算です。 配当は1株2円を予定していますが、利益が出ていないため、過去に積み上げた資本剰余金を取り崩して配当原資にします。加えて7月にウエーブ社を買収して連結化しており、今後は買収効果とコスト削減で立て直せるかが焦点になります。

専門用語の解説

減損損失
資産として計上していた価値が実態より大きいと判断したとき、帳簿の金額を切り下げて損失にすること。今回のように利益を押し下げ、印象が悪化しやすい。
のれん
会社を買ったとき、買値が純資産より高い分として計上される“期待の価値”。将来の稼ぐ力への上乗せ分で、計画通り稼げないと価値を下げる処理(減損)が起きる点が重要です。
資本剰余金
資本金以外の資本の積み上げ。資本金以外の資本で、資本準備金やその他資本剰余金などが含まれる。株主から出資された資金のうち、資本金として計上されなかった部分。配当や自社株買いの原資として使われることがある。

AI影響評価

影響度i
-3
方向i
↓ 下落
確信度i
68%

評価の根拠

この発表は、株価にとってはマイナス材料になり得ます。いちばん大きい理由は「売上はあまり減っていないのに、本業の赤字が前の年より増えた」ことが数字で示されたためです。営業損失は6.23億円で、前の期の2.13億円の赤字より広がっています。 さらに、最終的な赤字(純損失)も9.48億円で、前の期の4.36億円より大きくなりました。これは、たとえば家計で言うと、収入はほぼ同じでも、材料費や電気代、運ぶ費用が上がって支出が増え、1年の結果がより大きな赤字になったような状態です。 また「減損損失」という、工場や機械などの価値を見直して損失として計上する処理を4.63億円出しています。これは「この設備は、思ったほどお金を生まないかもしれない」と見直したことを意味するため、投資家にとっては慎重に受け止められる可能性があります。 一方で会社は、コスト削減や工場再編、買収したウエーブ社との協力(顧客・生産・調達の連携)を進める方針を示しています。ただし株価は、まず足元の赤字拡大や特別損失の計上といった事実を重視して反応することがあるため、短期的には下方向の反応となる可能性があります。

出典: EDINET(金融庁)(改変あり)

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