AI要約
これは「会社が市場で自社の株を買い戻した結果」を毎月まとめた報告です。タビオは2025年10月に、最大2万5,000株(最大3,750万円)まで自社株を買うと決め、その進み具合を示しています。 12月だけで8,600株を約1,121万円で買いました。10月からの合計では2万2,600株まで進み、株数で見ると計画の約9割に到達しています。一方、お金は約2,874万円で、上限の約77%です。わかりやすく言うと「株はかなり買えたが、予算はまだ少し残っている」状態です。 自社株買いは、市場に出回る株を会社が引き取る行為なので、一般に1株あたりの価値を押し上げやすい材料になります。例えば、同じ利益でも株数が減ると1株あたりに割り当てられる利益が増えるためです。 ただし今回は“新しい買い取り発表”ではなく、すでに決めた枠の進捗報告です。今後は残りの枠(株数で約2,400株、金額で約876万円)をどのペースで買うか、買い取り終了後に消却(買った株をなくすこと)などを行うかが次の注目点になります。
専門用語の解説
| 自己株式取得 | 会社が自分の会社の株を買い戻すこと。株主に現金が渡る形になり、株主構成を整理できる。今回の文脈では、日野の保有株を処分する手段として使う合意が示されている。 |
|---|---|
| 取締役会決議 | 会社の重要事項を取締役が集まって決める手続き。買収のような大きな判断は取締役会で決議され、決まった内容が投資家向けに開示される。 |
| 発行済株式総数 | 会社が世の中に発行している株の合計枚数。これが変わらないのに大株主の比率が下がる場合は、その株主が株を売った(または移した)可能性が高い。 |
| 保有自己株式数 | 会社が自分で持つ自社株数。会社が市場から買い取った自社株の数。自己株買いによって取得した株式で、株主還元や株価維持のために使われる。 |
| 取得価額の総額 | 自社株買いに使った合計金額。会社が市場から自社株を買い取る際に、実際に支払った金額の合計。株主還元の規模を示す重要な指標。 |
AI影響評価
評価の根拠
この発表は「少しだけ良いニュースになり得ます」。会社が12月も自社の株を買っていることが数字で確認でき、買いが続く間は一般に理論上、株の売り買いのバランスが変わって株価が下がりにくくなることがあるからです。 例えば、お店が自分の商品を買い集めると、店頭に残る数が減って値段が下がりにくくなることがあります。株も似ていて、会社が買う分だけ市場に出回る株が減るため、一般論としては株価の支えになり得ます。 ただし今回は「新しく自己株買いを始めます」というニュースではなく、「12月にこれだけ買いました」という進捗報告です。すでに2万5,000株の枠のうち2万2,600株まで進んでいて、残りは2,400株と多くありません。なので、この書類だけで株価が大きく動くと決めつけるのは難しいです。 なお、これまでに買った平均の値段は計算上、約1,272円/株(合計金額÷合計株数)です。一方で、この書類には市場での株価水準や、買った株をどう扱うか(処分・消却など)の記載はなく、処理状況は「該当事項なし」とされています。
出典: EDINET(金融庁)(改変あり)
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