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EDINET2026/01/28 16:28:00有価証券報告書-第22期(2024/11/01-2025/10/31)

有価証券報告書-第22期(2024/11/01-2025/10/31)

モルフォ3653

今回の発表は大きく2つあります。1つ目は「成績表(決算)」で、売上は少し増えた一方、利益が大きく減り、最終的に赤字(純損失0.78億円)になったことです。会社の本業のもうけ(営業利益)が0.46億円まで縮み、さらに円安・円高の動きで発生する損(為替差損)などが重なりました。 2つ目は「会社の帳簿の整理」です。会社には過去の赤字が積み上がった“欠損”があり(3.64億円)、これを解消するために、資本金と資本準備金の一部を別の項目に振り替え、欠損を埋めます。わかりやすく言うと、家計簿の赤字を、貯金の内訳を組み替えて見た目上きれいにするイメージで、現金が増えるわけではありません。 さらに、100%子会社(AIS)を吸収合併します。これはグループ内の会社を1つにまとめて、意思決定を速くし、管理コストを減らす狙いです。ただし合併差損が見込まれるため株主総会で承認を求めています。 投資家にとっては、短期的には「利益の悪化」が重要で、減資や合併は将来の立て直し策として評価される一方、すぐに業績が改善する保証はない点がポイントです。

専門用語の解説

資本準備金
出資を受けたお金のうち、資本金に入れなかった分の箱。わかりやすく言うと、元手に近い性格だが資本金とは別管理。組み替えで他の箱へ移すことがある。
為替差損
為替変動で生じる損失。外貨建ての資産や負債が、為替レートの変動により損失を生じること。円高になると外貨建て資産の価値が下がり、損失が発生する。

AI影響評価

影響度i
-2
方向i
↓ 下落
確信度i
70%

評価の根拠

この発表は、株価にとっては「やや悪いニュース」寄りです。理由は、売上は増えたのに、会社が残した利益が大きく減り、最後は赤字になったからです。株価は「これから利益が増えそうか」を重視しやすく、赤字は不安材料として見られがちです。 また、決算の途中の計算で、為替の動きによる損(為替差損)や、税金の費用(法人税など)を計上しています。税金の費用は最終的な利益を押し下げる要素になりますが、なぜ税金がこの額になったのか(どんな利益に対して課税されたのか等)は、この資料だけでははっきり言えません。 一方で、減資は「会社のお金が増える」話ではなく、帳簿の中の区分を動かして欠損を埋める手続きです。見た目の整理や、将来の資本政策をやりやすくする意味合いが中心で、すぐに業績が良くなると約束するものではありません。 子会社AISの吸収合併は、会社を一つにまとめて判断を速くし、経営資源を集中・効率化するための施策です。ただし、どれくらい利益が増えるかは数字で示されておらず、合併に伴う損(合併差損)が出る見込みとも書かれているため、短期では慎重に見られやすいです。

出典: EDINET(金融庁)(改変あり)

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