IR気象台

開示詳細

EDINET2025年12月10日 11:06自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)

自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)

原文を見る

AI要約

みずほフィナンシャルグループは、2025年11月1日から11月30日までの自己株式取得状況を開示しました。11月14日に取締役会で決議した自己株式取得枠は、普通株式6,000万株・総額2,000億円(取得期間:2025年11月17日〜2026年2月28日)であり、11月中に市場買付けにより延べ589万4,100株、総額310億3,030万5,500円を取得しました。 これにより、株数ベースで取得枠の9.8%、金額ベースで15.5%を消化したことになります。11月末時点の発行済株式総数は24億8,984万8,594株、保有自己株式数は682万1,108株となりました。処分・消却は単元未満株式の買増請求24株(12万2,800円)のみで、実質的に自己株式は純増しています。

AI影響評価

影響度i
🌤️+2
方向i
↑ 上昇
影響期間i
1週間
確信度i
78%

評価の根拠

本開示は、既に公表済みと思われる自己株式取得枠(上限6,000万株・2,000億円、期間2025年11月17日〜2026年2月28日)のうち、11月中の取得実績を示す進捗報告です。11月単月で約589万株・310億円を取得し、株数ベースで9.8%、金額ベースで15.5%を消化しており、比較的速いペースで自社株買いが進んでいる点は株価にはポジティブです。 一方で、今回の報告自体は新たな枠設定ではなく、既存枠の進捗開示にとどまります。市場は既に2,000億円規模の自社株買いを織り込んでいる可能性が高く、サプライズ性は限定的です。ただし、実際に市場で着実に買いが入っていることが確認できたことで、需給面の下支え期待は再確認されます。 処分・消却は単元未満株24株のみで実質的な希薄化要因はなく、自己株は純増です。発行済株式総数約24.9億株に対し、自己株保有はまだ0.3%弱と規模は小さいものの、今後の買い進めにより1株当たり指標の改善が見込まれます。以上から、短期的にはやや株価上昇方向の材料と評価し、スコア+2、時間軸は1週間程度、確信度は過去の類似事例を踏まえ0.78としました。

使用モデル: gpt-5.1