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開示詳細

EDINET2025/12/24 15:30:00臨時報告書

今回の発表は「子会社の会社じまいが完了しました」という報告です。南海化学は以前から、グループ会社の富士アミドケミカルをたたむ(清算する)手続きを進めており、それが2025年12月24日に正式に終わりました。 ポイントは利益の見え方です。親会社だけの成績(個別決算)では、子会社をたたむ過程で出た利益として約13.6億円を「特別利益(いつもは出ない一時的な利益)」に入れる予定です。例えば、整理の結果として資産が戻ってきた、過去の整理が確定した、といったイメージです。 ただし、グループ全体の成績(連結決算)では、親子間の取引や損益は足し引きして消すルールがあるため、この利益は基本的に打ち消されます。会社も「連結への影響はない」と明言しており、実力(本業の稼ぐ力)が急に強くなる話ではない、という位置づけです。

専門用語の解説

臨時報告書
会社で大きな決定があった時に、投資家へ速やかに知らせるための公式書類。今回は株主総会の結果報告で、通知の役割が中心。
連結子会社
親会社が支配し連結対象の会社。親会社が議決権の過半数を保有するなどして支配している子会社。連結財務諸表に含まれる対象となる。
特別利益
毎年くり返し起きる本業のもうけではなく、たまたま発生した利益の区分。資産売却などが代表例で、翌年も同じだけ出るとは限らないため見分けが重要。

AI影響評価

影響度i
☁️0
方向i
→ 中立
確信度i
70%

評価の根拠

この発表は、全体として「株価に大きな影響は出にくいニュース」です。理由は、会社がはっきりと「グループ全体の成績(連結)への影響は軽い」と書いているからです。 たしかに、親会社だけの成績(個別)では、2026年3月期に関係会社清算益1,356百万円を特別利益として計上する見込み、とされています。ただし同時に、グループ全体の計算(連結)ではその利益は打ち消し合うため、連結の成績には影響しない、と説明されています。 株価は、一般に「グループ全体でこれからどれだけもうかりそうか」に反応しやすいので、連結に影響がないと明記されている以上、上にも下にも大きく動く材料にはなりにくいと考えます。 なお、清算によって現金が実際に増えるかどうかは、この開示だけでは分かりません(開示上は不明)。今後、現金の動きや、会社の業績予想・方針に変化が出るかを追加情報で確認するのがよいでしょう。

出典: EDINET(金融庁)(改変あり)

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