IR気象台IR気象台

開示詳細

EDINET2025年12月19日 10:22半期報告書-第18期(2025/04/01-2026/03/31)

半期報告書-第18期(2025/04/01-2026/03/31)

原文を見る

AI要約

今回の発表は、DBJの「半年分の成績表」です。会社がどれだけもうかったか、資産がどれくらいあるか、貸したお金が焦げついていないか(返ってこないリスク)などをまとめています。 上期は、もうけを示す利益が大きく増えました。特に「中間純利益」は939億円で、前年の同じ時期より約1.8倍です。理由として会社は、投資していた案件を売却して利益を出す(エグジット)などがあったと説明しています。わかりやすく言うと、持っていた資産の一部を良い条件で現金化できたことが、成績を押し上げた形です。 一方で、会社全体の規模を表す総資産は21.26兆円と少し減りましたが、純資産は4.27兆円に増え、自己資本比率も20%まで上がりました。これは「いざという時の体力」が厚くなったことを意味します。 また、返済が遅れている貸出の割合(不良債権比率)は0.53%と低い水準で、貸したお金の質は大きく悪化していない、という読み取りになります。

専門用語の解説

経常利益
本業のもうけに加え、利息収入など日常的な収益・費用を合算した利益。臨時の特別要因を除きやすく、会社の普段の稼ぐ力を比べるのに使われます。
業務粗利益
銀行の「売上総利益」に近い考え方で、貸出の利息や手数料などから資金調達コストを差し引いた段階のもうけ。ここが増えると、利益が出やすい体質になります。
エグジット
投資した株式などを売却して、利益や損失を確定させること。例えば、育てた事業の株を売って利益を得るイメージで、利益が大きく出る年もあります。
自己資本比率
会社の資産のうち、返さなくてよいお金(純資産)がどれくらいあるかの割合。高いほど借金頼みではなく、損失が出ても耐えやすい「体力」があると見られます。
不良債権比率
返済が遅れている、または返済が難しそうな貸出が全体の貸出に占める割合。低いほど貸出の質が良い目安で、信用コスト増(損失増)の懸念が小さくなります。

AI影響評価

影響度i
🌤️+1
方向i
↑ 上昇
確信度i
66%

評価の根拠

この発表は、株価にとって「少し良いニュース」と考えます。理由は、会社が半年で稼いだ利益が前年より大きく増えたからです。例えば、経常利益は1,291億円で、前年の同じ時期(727億円)よりかなり増えています。最終的な利益に近い中間純利益も939億円まで伸びました。 ただし、会社は利益が増えた理由の一つとして「投資のエグジット」を挙げています。わかりやすく言うと、持っていた投資を売って利益を確定した面がある、ということです。これは毎年同じように起きるとは限らないので、次も同じペースで増えると決めつけにくい点があります。 会社の体力面では、主要指標表の自己資本比率が20.01%に上がっています。一般に、この比率が上がると「損が出ても持ちこたえやすい会社」と見られやすく、安心材料になりやすいです。 一方で、貸したお金の状態を示す不良債権比率は0.53%(2025/9/30)と数字が示されるにとどまり、ここだけで良し悪しを断定するのは難しいため、利益増を中心に“少しプラス”の評価にとどめます。

使用モデル: gpt-5.2

出典: EDINET(金融庁)(改変あり)

当サイトでは、EDINETの情報をAI技術により要約・分析して提供しています。

免責事項

本評価は投資助言ではなく、参考情報として提供されるものです。 AI評価は誤り得るものであり、投資判断の責任は利用者にあります。詳細はこちら