開示要約
今回の発表は、「取引先として協力していた会社を、グループの中に取り込む」決定をしたために出されたものです。ソフトクリエイトHDは、EC(ネット通販の仕組み)を作る事業を強みとしており、そこに“お店とネットをつなぐアプリ”の力を足して成長したい狙いがあります。 メグリは、アプリを作るだけでなく、使われ方を分析したり、アプリ経由で集まるお客さんの情報をまとめたりして、販売を伸ばす手助けをするサービス(MGRe)を持っています。わかりやすく言うと、店舗とECの両方を使うお客さんに対して、アプリで「その人に合った案内」を出しやすくする道具です。 もともとグループ会社が5%を持って提携していましたが、追加で75%を買い足して、合計80%を持つ形にします。これにより、サービスを一体で売りやすくなり、開発や営業の連携も進めやすくなる意味合いがあります。 買う金額は約19億円で、買収後はメグリの売上や利益が連結(グループ全体の数字)に入ってきます。
評価の根拠
🌤️+2この発表は良いニュース寄りです。理由は、会社が得意な「ネット通販の仕組み作り」に加えて、「お店とネットをつなぐアプリの仕組み」まで自社グループでそろえ、まとめて売りやすくなるからです。 例えば、スーパーやアパレルが「アプリでクーポンを出し、店でもネットでも同じ会員情報で買えるようにしたい」と考えたとき、ECの部分とアプリの部分を別々の会社に頼むより、1つのグループで一緒に作れる方が導入しやすくなります。これが売上を伸ばす材料になります。 ただし、買う金額は約19億円で、メグリの利益は直近で年0.3億円ほどです。買った後に人を増やしたり開発を強めたりすると、しばらく利益が増えにくいこともあります。また、お金をどう用意するか(借金か手元資金か)で、投資家の見方が変わることがあります。 そのため「大きく上がる」とまでは言いにくいものの、成長の方向がはっきりした買収として、株価は上がりやすいと予想します。