開示要約
この書類は、会社の1年分の成績表をまとめたものです。今回のポイントは、会社全体ではとても大きな赤字になったことです。売上は1228億円ありましたが、最後のもうけは2314億円の赤字でした。特に大きかったのは「」です。これは、持っているホテルやカジノなどの資産について、今の価値を見直した結果、帳簿より価値が下がった分を一気に損として出すことです。 わかりやすく言うと、100万円で買ったものが将来そこまで稼げそうにないとわかったので、実際の価値に合わせて大きく値下げして計上したイメージです。今回、その金額が2291億円と非常に大きく、最終赤字のほとんどを占めました。 一方で、全部が悪いわけではありません。日本のパチスロ・パチンコ事業は好調で、売上も利益も大きく伸びました。新機種の販売が進み、こちらは会社の支えになっています。ただし、フィリピンのオカダ・マニラは市場の逆風や来場者減少の影響を受け、売上が落ちました。 会社にとっては、国内事業は踏ん張っているものの、海外の大型事業の価値見直しで財産が大きく減った年だったと言えます。実際、は前の年の3697億円から1296億円まで減りました。これは会社の体力が弱くなったことを示す数字で、投資家は今後、IR事業の立て直しと借入金の管理を特に注視することになります。
影響評価スコア
⚡-3i会社全体のもうけはかなり悪化しました。日本の遊技機事業は好調でしたが、フィリピンのリゾート事業の不振と大きな資産の値下げで、最終的にとても大きな赤字になっています。前の開示で出ていた悪材料が、今回の決算でそのまま確認された形です。
会社の体力を示す数字はかなり弱くなりました。持っている財産の価値が大きく下がり、自己資本も大きく減っています。借入金や社債も多く、前の訂正開示で借金の内容がより詳しく示されたこともあり、お金の余裕は前より厳しく見られやすいです。
将来の伸びしろは、良い面と悪い面が混ざっています。国内の遊技機は新商品が売れていて前向きですが、海外の大型リゾートはお客さんの動きが弱く、回復に時間がかかりそうです。会社が大きく成長するには、海外事業の立て直しが重要になります。
会社を取り巻く環境は、国内は追い風、海外は向かい風です。日本では新しい遊技機の人気が支えになっていますが、フィリピンではお客さんの減少や市場の弱さが続いています。前に出ていた悪い流れが、今回も続いていると見てよさそうです。
株主への直接のごほうびという意味では、今回は特に強い材料はありません。配当や自社株買いの話は見当たりませんでした。ただ、社外取締役を増やすなど、会社の見張り役を強くする動きはあります。これはすぐお金がもらえる話ではないので、中立に近い評価です。
総合考察
この発表は悪いニュースです。理由は、会社がこの1年でとても大きな赤字を出し、会社の体力も大きく減ったことがはっきりしたからです。たとえば、家計で言えば、毎月の収入はあるのに、大きな家やお店の価値を見直したら思ったより価値が低く、貯金が一気に減ってしまったような状態です。 今回の決算では、最終赤字が2314億円、会社のは前の年の3697億円から1296億円まで減りました。これはかなり大きな変化です。しかも、この流れは突然ではなく、2月の開示で大きな資産の値下げが発表され、3月にはその金額の訂正や借金の詳しい内容の追加も出ていました。つまり、悪い材料が続けて確認された形です。 一方で、全部が悪いわけではありません。日本のパチスロ・パチンコ事業はしっかり伸びていて、新しい機種も売れています。ここは会社の明るい材料です。ただし、フィリピンの大型リゾート事業が弱く、会社全体ではそのマイナスのほうがずっと大きいです。 そのため、投資家から見ると「国内は頑張っているが、海外の傷が深い」という印象になりやすいです。すでに前の発表である程度知られていたとしても、正式な決算で数字の大きさが確認されたことで、株価には下向きの反応が出やすいと考えられます。