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開示詳細

EDINET有価証券報告書-第16期(2025/02/01-2026/01/31)☁️0→ 中立確信度80%
2026/04/28 09:48

ハウテレビジョン、第16期売上18.1%増もノレン減損で純利益60.3%減

開示要約

この書類は、就職・転職プラットフォームを運営するハウテレビジョンが、2026年1月期(第16期)の年間成績と、2026年4月30日に開く株主総会の議案をまとめたものです。 売上高は約25.6億円で、前の年より18.1%増えました。一方で、本業のもうけを示す営業利益は約2.5億円と、前の年から37.5%減っています。最終的な利益(親会社株主に帰属する当期純利益)も約9,658万円と、前の年から60.3%減りました。これは、過去のM&Aで子会社買収時に計上した「」と呼ばれる無形の資産の一部について、価値が下がったとして損失(の一部)を計上したことが大きく影響しています。 事業面では、伸び盛りなのは新型質問箱「mond」です。米国にmond, Inc.を設立し、2025年12月の月間アクティブユーザー数が初めて1,500万人を超えました。本業のキャリアプラットフォームでも累積会員数が前年から12万人以上増え、70万人を超えています。 株主総会では、取締役(監査等委員でない)3名(音成洋介氏、清水伸太郎氏、社外の赤池敦史氏)の選任が議案となっています。社長の音成洋介氏が議決権の49.3%を持つ大株主です。

影響評価スコア

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業績インパクトスコア -1

売上は前年比18.1%増と引き続き伸びましたが、本業のもうけ(営業利益)は約2.5億円で37.5%減り、最終利益も約9,658万円と6割も減りました。原因は、過去に買収した子会社の「のれん」と呼ばれる資産の価値が下がったとして損失を計上したことです。

株主還元・ガバナンススコア 0

今回の総会の議案は取締役3人を選ぶ件のみで、配当を決める議案は出ていません。前年に決まった、役員に株を渡す制度(譲渡制限付株式報酬)やストックオプションの仕組みは続いていますが、業績に応じて変わる賞与制度はありません。株主還元への直接の影響は本書類からは限定的です。

戦略的価値スコア +1

新規事業の「mond」が大きく伸びていて、月間アクティブユーザーが1,500万人を突破しました。米国でも子会社を作り、グローバル展開を進めています。本業のキャリアプラットフォームでも、登録会員が12万人以上増えて累積70万人超になるなど、事業の広がりは前向きです。

市場反応スコア -1

売上は伸びましたが、最終利益が6割減となった結果は市場には重く映りやすい内容です。のれんの減損は一時的な会計の話とはいえ、過去に買収した子会社の業績への厳しい見方につながる可能性があります。一方、mondの利用者数の拡大が好感されれば、株価のマイナスを和らげる材料にもなり得ます。

ガバナンス・リスクスコア 0

社長が議決権の49.3%を持ち、近親者を合わせると約59.2%を握る創業者主導の体制が続いています。一方で、取締役7人のうち4人は社外で、東京証券取引所に独立役員として届け出ているため、外部からのチェック機能は一定水準で確保されています。

総合考察

ハウテレビジョンの第16期は、売上は順調に伸びましたが、最終的なもうけは6割も減りました。理由は、過去に買収した子会社の価値が想定より下がったとして「」の損失を計上したことです。 一方、新しいサービスである質問箱「mond」は、月間1,500万人超が使うサービスへと急成長し、米国にも会社を作って世界展開を始めました。本業の就活サイト「外資就活ドットコム」も、登録会員が前の年より12万人以上増えています。 短期的な利益の落ち込みと、中長期の成長投資をどう評価するかが投資家の判断ポイントになります。社長が議決権の約半分を持つ創業者主導の体制ですが、社外取締役4人が経営をチェックしています。

出典: EDINET(金融庁)(改変あり)
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