開示要約
今回の発表は、会社が「半年間の成績表」をまとめて出す半期報告書です。ブシロードはこの半年で、売上は少し増えた一方、もうけ(や純利益)が大きく増えました。例えば、最終的なもうけに近い「親会社株主に帰属する中間純利益」は前年の約2.1倍になっています。 なぜ伸びたかというと、主力のカードゲームが引き続き順調で、ライブイベント(公演)やCDなども売上に貢献したためです。スポーツ(プロレス)も観客数が増え、スターダムは両国国技館で過去最多の動員を記録しました。一方で、グッズ(MD)は前年に海外で“特別に売れた反動”があり、売上は減りました。 会社のお金の動きもポイントです。営業活動では黒字でお金を増やしましたが、定期預金に預けたり、投資有価証券(株などの投資)を買ったりして、手元の現金は減っています。わかりやすく言うと、稼いだお金の一部を「将来に向けた運用や投資」に回した形です。 また、株式を1株→2株に分けるや、(会社が持つ自社株をなくす)も実施しており、株主向けの施策も同時に進めています。
評価の根拠
☀️+3この発表は良いニュースです。理由は、売上の増え方よりも「もうけ」の増え方がずっと大きいからです(+68.5%、最終的な利益+107.4%)。 例えば、同じ売上でも、仕入れや制作のやり方がうまくいって“売上から原価を引いた残り”が増え、さらに広告や人件費などの増え方が小さければ、利益は大きく伸びます。今回の数字はまさにその形で、費用の増加が小さく、利益が大きく残りました。 会社の体力の目安として、(借金ではないお金の割合)があります。今回は当中間期末で52.2%と、前年同期の45.7%より高い水準です。加えて、も行っており、株主を意識した動きとして見られることがあります。 ただし、手元の現金及び現金同等物は減っています。これは定期預金への預入や投資有価証券の取得などでお金が出ていったことが主因です。とはいえ、利益が大きく伸びた事実は分かりやすい材料なので、株価は上がりやすい方向と考えます。