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開示詳細

EDINET2026/01/28 15:25:00有価証券報告書-第20期(2024/11/01-2025/10/31)

有価証券報告書-第20期(2024/11/01-2025/10/31)

今回の資料は「株主総会に向けて、1年間の成績と次の方針を説明する」ためのものです。数字で見ると、売上は545.8億円と大きいものの、利益は前の年より半分近く減りました。理由は、建築費が上がってマンション価格も上がり、これまで買ってくれていた個人のお客さん(公務員など)向けの販売が落ち込んだためです。その結果、個人向け販売の部門は赤字になりました。 一方で会社は、法人向け販売や、不動産をまとめて運用する「ファンド(投資家から集めたお金で不動産を買って運用する仕組み)」を成長の柱にしようとしています。実際に私募ファンドを2本、合計約270億円規模で組成しました。また、別会社を買って仲間にするM&Aも進め、事業の幅を広げています。 株主へのお金の戻し方としては、利益が減っても期末配当を1株45円で据え置きました。さらに、社外取締役を増やして、経営をチェックする体制を厚くする方針も示しています。 なお、直近では損害賠償請求訴訟(請求額約37.6億円)が提起された開示もあり、今後の費用発生や経営への影響がどの程度になるかは注意点になります。

専門用語の解説

配当性向
利益のうち配当に回す割合。純利益に占める配当金の割合を示す指標。この値が高いほど、利益を株主に還元する姿勢が強いことを示す。
のれん
会社を買ったとき、買値が純資産より高い分として計上される“期待の価値”。将来の稼ぐ力への上乗せ分で、計画通り稼げないと価値を下げる処理(減損)が起きる点が重要です。

AI影響評価

影響度i
-2
方向i
↓ 下落
確信度i
70%

評価の根拠

この発表は、株価には「やや悪いニュース」になりやすいです。結論から言うと、会社が1年間で稼いだ利益が大きく減ったからです。売上は545.8億円ある一方で、最終的な利益は前の年より54%も減っています。 特に心配されやすいのは、個人向けにマンションを売る部門が赤字になった点です。売上が減っただけでなく、12.3億円の損失になりました。会社は、建築費が上がってマンション価格が上がり、主要顧客であった公務員向けの販売戸数が減ったと説明しています。つまり、会社の工夫だけではすぐに直しにくい原因がある、という見方につながります。 また、新しく連結したLivenup Groupは売上を増やす効果はありましたが、買収に伴う費用(取得関連費用187百万円)や、原価が増える要因(売上原価312百万円増)もあり、当期は部門として赤字でした。「新しい事業がすぐ利益に結びつかなかった」と受け取られやすい点も短期では重しです。 一方で、配当は1株45円を維持します。これは株価の下支えになり得ますが、利益の大幅減と赤字部門が目立つため、短期的には株が買われにくく、下がりやすいと考えます。

出典: EDINET(金融庁)(改変あり)

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