EDINET半期報告書-第40期(2025/10/01-2026/09/30)🌤️+2↑ 上昇確信度78%
2026/05/15 16:27

まんだらけ上期営業益+40.9%、TOY牽引で通期超過視野

開示要約

まんだらけが2026年5月15日に提出した第40期上期(2025年10月-2026年3月)のによれば、売上高は前年同期比8.8%増の83.24億円、営業利益は40.9%増の13.17億円、中間純利益は56.2%増の8.65億円となった。1株当たり中間純利益は16.85円から26.72円へ拡大した。 販売面では、秋葉原のコンプレックス2(2024年8月開業)が順調に売上を伸ばし、神戸三宮のPUCK2拡大移転、自社出版物「まんだらけZENBU」連動のWebオークションや大オークションが寄与した。商品別では中古玩具(TOY)が46.95億円と全体の56.4%を占め、本8.54億円、同人誌7.78億円が続く。 財政面では総資産が200.73億円(前期末比+11.66億円)、純資産は126.56億円となり自己資本比率は63.05%へ上昇した。営業CFは前年同期328百万円から516百万円へ拡大した一方、は5.24億円増加し在庫先行投資が続く。長期借入で8.00億円を調達し、店舗展開と買取強化に充てている。 通期(2026年9月期)に向けては、上期営業利益13.17億円が前期通期営業利益17.92億円の73.5%に相当する進捗で、通期上振れの可能性が焦点となる。

影響評価スコア

🌤️+2i
業績インパクトスコア +3

上期売上高83.24億円(前年同期比+8.8%)、営業利益13.17億円(+40.9%)、中間純利益8.65億円(+56.2%)と二桁の増収・増益となった。前期通期営業利益17.92億円に対し上期で73.5%の進捗となり、通期計画(非開示)に対し上振れ余地が大きく、業績モメンタムは明確に上向きである。

株主還元・ガバナンススコア 0

中間配当は実施せず、2025年12月の定時株主総会決議に基づく期末1.00円配当のみで、配当政策に変更はない。EPSが16.85円から26.72円へ大幅拡大した一方、配当性向は依然低位にとどまり、利益剰余金は110.86億円へ積み上がっている。自己株式は3,784千株(発行済の10.46%)で前期末から増減なく、株主還元の追加施策は本開示では示されていない。

戦略的価値スコア +2

秋葉原コンプレックス2、神戸PUCK2、CoCoo6周年イベント等の店舗・催事戦略が業績に寄与しており、買取強化と人材登用による先行投資が利益化に結実している。商品別ではTOYが46.95億円と全売上の56.4%を占め中古玩具市場の追い風を享受する一方、単一セグメント依存というポートフォリオ上の課題は残る。

市場反応スコア +2

上期で前期通期営業利益17.92億円の73.5%にあたる13.17億円を確保し、増収増益幅も二桁と鮮明であることから、決算インパクト型の買いが入りやすい局面である。ただし本開示では通期業績予想が示されていないため、ガイダンス不在を嫌気する見方も併存し、初動反応は通期見通しのコメント有無に左右される可能性がある。

ガバナンス・リスクスコア 0

2025年12月にUHY東京監査法人による期中レビューが完了し、結論に修正事項はない旨が明記された。役員異動は2025年12月の取締役1名退任のみで運営は安定している。棚卸資産が5.24億円増加し総額116.34億円に積み上がっている点、長期借入8.00億円の新規調達による有利子負債増は中期的な注視点である。

総合考察

まんだらけの第40期上期は売上高83.24億円・営業利益13.17億円・中間純利益8.65億円と全段階で二桁の増収増益となり、上期だけで前期通期営業利益17.92億円の73.5%に達する好進捗を示した。秋葉原コンプレックス2、神戸三宮PUCK2、Webオークションといった既存施策が想定以上に機能し、TOY売上が46.95億円と全体の56%超を占める収益構造を改めて確認した。財務面では自己資本比率63.05%、純資産126.56億円と健全性は維持されているが、が5.24億円増えて116.34億円に達し、長期借入で8.00億円を調達するなど、成長投資による運転資金・有利子負債の拡大が同時進行している。中間配当は実施せず期末1.00円のみという還元水準に変化はなく、増益効果は剰余金への積み上げに回る構図である。下期の論点は、上期の販売モメンタムが持続するか、棚卸増がキャッシュ創出を圧迫しないか、そして通期業績予想が将来開示されるかにあり、ガイダンス不在のなかで好調進捗をどう市場が織り込むかが当面の焦点となる。

出典: EDINET(金融庁)(改変あり)
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