EDINET半期報告書-第61期(2025/10/01-2026/03/31)🌤️+2↑ 上昇確信度65%
2026/05/15 16:19

マミーマートHD半期、売上21%増の過去最高

開示要約

マミーマートホールディングス(旧株式会社マミーマート)の第61期中間連結(2025年10月~2026年3月)は、売上高111,739百万円(前年同期比21.1%増)、営業利益4,356百万円(同0.8%増)、経常利益4,761百万円(同4.9%増)、親会社株主帰属中間純利益3,223百万円(同4.9%増)で、売上・利益ともに過去最高を更新した。 中間期に6店舗を新規出店(前年同期3店舗)、活性化改装2店舗も加わり堅調に推移。2026年3月末店舗数は92店舗(生鮮市場TOP!40、マミーマート35、マミープラス15、他2)で、生鮮市場TOP!が10店舗増、マミープラス3店舗増、マミーマート4店舗減。スーパーマーケット事業のセグメント利益は4,301百万円(0.8%増)。 中間配当は1株10円00銭(2025年10月1日付1株5株分割後、総額500百万円)を5月15日決議。自己資本比率は46.4%(前連結会計年度末48.8%)。営業CF5,473百万円、投資CF△5,232百万円。2026年4月にはグループ初の鮮魚プロセスセンターが稼働。今後の焦点は中期経営計画「先行投資フェーズ」(2024年9月期~2026年9月期)最終年度の投資回収と利益率回復ペース。

影響評価スコア

🌤️+2i
業績インパクトスコア +3

中間期売上は前年同期比21.1%増の111,739百万円と二桁成長を維持し、経常利益・親会社株主帰属中間純利益とも4.9%増益で過去最高を更新した。一方で営業利益は4,356百万円・0.8%増にとどまり、出店加速やリース債務拡大に伴う減価償却費2,168百万円(前年同期1,585百万円)等のコスト先行で営業利益率は低下傾向。トップライン成長は強いがマージン圧迫が当面の論点となる。

株主還元・ガバナンススコア +2

2026年5月15日取締役会で第61期中間配当を1株10円00銭(株式分割後ベース、総額500百万円)と決議。前年同期中間配当は1株42円00銭(分割前、総額420百万円)であり、配当総額ベースでは前年中間期420百万円から500百万円へ約19%増額となった。2025年10月1日付の1株5株分割と合わせて投資家層拡大にも資する施策が並ぶ。

戦略的価値スコア +3

2025年10月1日付で持株会社体制へ移行し、グループ戦略策定と事業執行の分離を実現した。新業態「生鮮市場TOP!」を主軸に新規出店6店舗(前年同期3店舗)で関東一円への拡大を加速。2026年4月にはグループ初の鮮魚プロセスセンター(店舗運営効率化と鮮度向上目的)が稼働し、AI需要予測やLSP活用など構造改革と合わせて中長期の収益基盤強化に向けた布石が前進した。

市場反応スコア +1

売上21.1%増・過去最高更新と増配決議は買い材料となりやすい一方、営業利益0.8%増にとどまる利益進捗と自己資本比率低下(48.8%→46.4%)は慎重に評価され得る。半期報告書は決算短信後の制度開示で新規情報は限定的だが、持株会社体制移行後初の半期業績として安定成長フェーズへの移行を確認する位置付けにある。

ガバナンス・リスクスコア +1

持株会社体制移行で監督と執行を分離しグループガバナンス強化の枠組みを整えた。健康経営優良法人2026認定、多様性社会推進事業所表彰、災害時物資供給協定33自治体への拡大などESG面の取り組みも進捗。一方で短期借入金が4,000百万円から5,700百万円に増加し、リース債務含む有利子負債拡大が自己資本比率低下要因となっている点は財務規律面の留意点となる。

総合考察

マミーマートホールディングスの第61期中間連結は、売上111,739百万円・21.1%増と過去最高を更新し、トップライン成長の勢いを明確に示した。新業態「生鮮市場TOP!」を軸とした出店加速(6店舗、前年同期3店舗)と既存店の堅調推移が成長を牽引し、持株会社体制移行で監督・執行分離も実現した点は戦略面の前向き材料である。 一方で営業利益は4,356百万円・0.8%増にとどまり、減価償却費が2,168百万円(前年同期1,585百万円)に膨らみ、リース債務拡大で自己資本比率は48.8%から46.4%へ低下した。スーパーマーケット事業の売上が20.9%増の中でセグメント利益が0.8%増と伸び悩む点は、人件費(給与・賞与8,620百万円、前年同期7,380百万円)や賃借料増などコスト先行型成長の副作用を反映している。 中間配当は1株10円(分割後)・総額500百万円と前年中間420百万円から約19%増額され、株主還元の前進も示された。中期経営計画「先行投資フェーズ」最終年度における投資回収と営業利益率回復ペース、2026年4月稼働した鮮魚プロセスセンターの効果発現が、通期業績着地と株価の評価軸を決める焦点となる。

出典: EDINET(金融庁)(改変あり)
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