2025/12/26 16:55:00☁️0→ 中立確信度55%
親会社等状況報告書(内国会社)-第10期(2024/04/01-2025/03/31)
AI要約
この書類は、SBI地銀ホールディングスの「1年間の成績表」と「期末時点の財産の一覧表」をまとめたものです。この会社は自分で大きく商売をするというより、SBI新生銀行などの株式を持って管理し、子会社からの配当(もうけの分配)を主な収入にしています。 実際に、単体の売上にあたる営業収益1,479百万円は、ほぼ全てが子会社からの配当です。費用は主に人件費や税金などの管理コスト176百万円で、結果として当期純利益は1,279百万円になりました。 貸借対照表では、資産271,566百万円のうち関係会社株式が269,177百万円と大部分を占めます。借金などの負債は59百万円しかなく、自己資金(純資産)が厚い構造です。 注目点は、公的資金(国が過去に銀行を支えたお金)の返済が具体的に進んだことです。例えば「返す方法が決まり、実際に1,000億円返した」と書かれており、残りは2,300億円まで減りました。会社にとっては、将来の不確実さが小さくなる意味があります。