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株式会社熊本ホテルキャッスルE04551

注目の開示

EDINET

2025年12月19日

半期報告書-第66期(2025/04/01-2026/03/31)

株式会社熊本ホテルキャッスル

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↓ 下落確信度60%
熊本ホテルキャッスル、減損で中間赤字2.2億円

熊本ホテルキャッスルの2025/4-9期は売上高11.98億円(前年同期比+0.8%)と微増した一方、販管費が10.07億円(同+8.6%)に増加し、営業損失0.61億円(前年は営業利益0.20億円)へ悪化。支払利息増に加えシンジケートローン手数料0.30億円もあり、経常損失1.07億円(前年は0.06億円の黒字)。改装・除却に伴う減損0.71億円、固定資産除却損等で特別損失1.13億円を計上し、中間純損失2.20億円(前年は0.06億円の黒字)となった。 9月末の純資産は△2.18億円で債務超過に転落し、継続企業の前提に重要な不確実性を注記。資金面では肥後銀行をエージェントとする総額22億円の限度貸付契約を締結し、期中実行は6.5億円。現金同等物は3.90億円(期首比+1.58億円)。

開示情報

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2025年12月

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2025/12/19 10:05:00-3↓ 下落確信度60%

半期報告書-第66期(2025/04/01-2026/03/31)

株式会社熊本ホテルキャッスルE04551半期報告書-第66期(2025/04/01-2026/03/31)
AI要約

この発表は「半年間の成績表」です。売上はほぼ横ばいでしたが、修繕や人手確保、販売促進などの費用が増え、もうけが出ませんでした。さらに、改装で使わなくなる設備などについて「これから稼ぐ力が弱い」と判断すると、帳簿上の価値を下げる必要があり、今回は減損(価値の書き下げ)0.71億円を計上しました。これが赤字を大きくしました。 結果として、会社の持ち物(資産)から借金など(負債)を引いた“会社の体力”にあたる純資産がマイナス(債務超過)になりました。これは、家計で言うと「資産よりローンの方が多い状態」に近く、金融機関や取引先が慎重になりやすい局面です。 一方で、資金繰りを安定させるため、最大22億円まで借りられる枠(限度貸付契約)を結び、半年で6.5億円を借りています。手元資金は増えましたが、これは“稼いで増えた”というより“借りて増えた”面が大きい点に注意が必要です。 会社はPDS社との運営支援の枠組みのもと、ブライダルやレストランの改装で集客力を上げ、光熱費削減などで利益体質に戻す計画を進めています。

2025年6月

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2022年12月

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