鈴江コーポレーションの2026年3月期上期(2025/4-9)は、営業収益124.2億円(前年同期比+2.7%)、営業利益5.10億円(+51.8%)、経常利益3.72億円(+10.1%)と増収増益。一方、親会社株主に帰属する中間純利益は2.19億円(-2.5%)と微減。 総合物流事業は営業収益115.1億円(+3.5%)、セグメント利益5.93億円(+64.7%)と大幅増益。不動産事業は営業収益9.11億円(-6.5%)、利益3.73億円(-13.3%)と減収減益。 資金面では、既存借入の金利負担圧縮を目的にシンジケートローンを借換(実行183.44億円、コミットメントライン23.50億円)。上期末の現金同等物は24.0億円(期末比-7.9%)。
鈴江コーポレーション株式会社E04302
注目の開示
上期営業益52%増も純利益微減
開示情報
最新50件を時系列で表示しています。
2025年12月
1件2025/12/19 10:03:00🌤️+1↑ 上昇確信度62%
半期報告書-第83期(2025/04/01-2026/03/31)
AI要約
この発表は、会社の「上期の成績表」と「お金の状態」をまとめたものです。売上にあたる営業収益は少し増え、事業で稼ぐ力を示す営業利益は大きく伸びました。特に物流(倉庫・港・輸送)の利益が増えたことが、全体の改善を引っ張っています。 ただし、最終的なもうけ(親会社の純利益)は少し減りました。理由は、借入の組み直しに伴う費用をまとめて計上したことや、海外子会社の株の価値が下がった分(評価損)を損失として計上したためです。わかりやすく言うと、「本業は好調だが、金融手続きの費用や一時的な損失で手取りが減った」という形です。 また、会社は借入金を借り換えて金利負担を下げる狙いを示しました。家計でいえば、住宅ローンをより条件の良いローンに切り替えるイメージです。将来の利息負担が軽くなる可能性がある一方、借入には財務の約束(純資産を一定以上保つ等)も付くため、景気悪化時の自由度は下がり得ます。 不動産事業はテナント退去や案件終了で弱含みですが、会社全体では物流の改善が目立つ上期でした。
2025年6月
1件2025/06/25 10:04:00