IR気象台IR気象台

株式会社トーハンE02538

注目の開示

EDINET

2025年12月22日

半期報告書-第79期(2025/04/01-2026/03/31)

株式会社トーハン

-3
↓ 下落確信度70%
トーハン上期赤字転落、運賃増で営業損失13億円

トーハンの2026年3月期上期(2025/4-9)は、売上高1,977億円(前年同期比+4.5%)と増収だった一方、営業損失13.7億円(前年同期は営業利益3.5億円)、経常損失11.2億円、親会社株主に帰属する中間純損失15.3億円(前年同期は2.8億円の利益)と赤字に転落した。 販管費が345億円(同+20.0%)へ増加し、特に運賃・荷造費が132億円(同+39.8%)と大きく悪化。出版流通は売上1,951億円(同+4.3%)だがセグメント損失25.7億円、不動産は売上21億円(同+15.3%)・利益11.9億円。現金同等物は272億円と前年同期比で減少した。

開示情報

最新50件を時系列で表示しています。

2025年12月

1
2025/12/22 11:13:00-3↓ 下落確信度70%

半期報告書-第79期(2025/04/01-2026/03/31)

株式会社トーハンE02538半期報告書-第79期(2025/04/01-2026/03/31)
AI要約

この発表は、会社の「上半期の成績表」です。売上は増えましたが、利益がマイナスになりました。わかりやすく言うと「たくさん売れたのに、かかった費用がそれ以上に増えてしまった」状態です。 特に大きいのが配送にかかるお金です。運賃・荷造費が前年より約40%増えています。本を運ぶトラックの人手不足や待遇改善の流れで、運ぶコストが上がりやすい環境が続いていることが背景です。 会社は対策として、配送コースの見直しや取引条件の交渉、コンビニ約2万店の取引移管(2025年7月完了)などを進めています。ただ、上期の数字を見る限り、対策の効果よりもコスト増の影響が先に出た形です。 一方で不動産は利益を出しており、会社全体の支えになっています。今後は「配送コストをどこまで抑えられるか」「取引条件の見直しが進むか」が、赤字から戻れるかどうかのポイントになります。

2025年6月

1