売上36%減でも利益5倍、材料無償化で採算改善
旭産業の2025年4〜9月(第78期中間)は、売上高12.04億円(前年同期比36.5%減)と大幅減収。一方、営業利益は4,339万円(同+328%)、経常利益4,221万円(同+411%)、中間純利益4,209万円(同+398%)と大幅増益となった。 主要取引先との契約見直しで原材料が無償提供に変更され、売上は「加工対価のみ」を計上する形となったことが減収要因。会社は生産活動や競争力への悪影響はないとしている。 財務面では総資産9.42億円(前期末比△3.43億円)、純資産2.15億円(同+0.45億円)で自己資本比率は22.8%へ上昇。現金同等物は2.64億円(同+0.13億円)。