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旭産業株式会社E01566

注目の開示

EDINET

2025年12月23日

半期報告書-第78期(2025/04/01-2026/03/31)

旭産業株式会社

🌤️+2
↑ 上昇確信度55%
売上36%減でも利益5倍、材料無償化で採算改善

旭産業の2025年4〜9月(第78期中間)は、売上高12.04億円(前年同期比36.5%減)と大幅減収。一方、営業利益は4,339万円(同+328%)、経常利益4,221万円(同+411%)、中間純利益4,209万円(同+398%)と大幅増益となった。 主要取引先との契約見直しで原材料が無償提供に変更され、売上は「加工対価のみ」を計上する形となったことが減収要因。会社は生産活動や競争力への悪影響はないとしている。 財務面では総資産9.42億円(前期末比△3.43億円)、純資産2.15億円(同+0.45億円)で自己資本比率は22.8%へ上昇。現金同等物は2.64億円(同+0.13億円)。

開示情報

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2025年12月

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2025/12/23 10:05:00🌤️+2↑ 上昇確信度55%

半期報告書-第78期(2025/04/01-2026/03/31)

旭産業株式会社E01566半期報告書-第78期(2025/04/01-2026/03/31)
AI要約

今回の発表で一番大事なのは、「売上が減ったのに、利益が大きく増えた」点です。数字だけ見ると売上が36%も減っているので悪く見えますが、理由は景気悪化や受注減ではなく、取引先との契約の形が変わったことにあります。 わかりやすく言うと、これまでは会社が材料を買って加工し、材料代も含めた金額で売上を計上していました。ところが期中から、材料を取引先が“無料で渡す”形になり、旭産業は「加工賃」の部分だけを売上として計上するようになりました。そのため、売上は小さく見えます。 一方で、材料代を払わなくてよくなった分、原価が下がり、利益が増えました。実際に営業利益は前年の約4倍に増えています。 また、売掛金や棚卸資産が大きく減り、総資産と負債が縮小しました。自己資本比率も22.8%に上がっており、会社の体力(借金への依存度)は改善したと読み取れます。

2025年6月

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