業界ランキング(8/16〜8/22)に対する考察

業界別に評価のばらつきを見ると、分散が最も大きかったのは鉄鋼・非鉄だった。分散3.56は業界内で評価が正負に大きく割れたことを示す。ただし開示は3社3件と少なく、オーナンバ(5816)が受けた36億円規模の損害賠償請求という一件が、そのまま業界全体の振れ幅になっている。件数の少ない業界では1社の事象が指標を動かしやすい点は割り引いて読みたい。 開示が最も集中したのは電機・精密で24件。ただし提出企業は5社に偏り、Abalance(3856)の訂正有価証券報告書がまとめて提出された影響が大きい。平均スコアは-1.67と上位5業界で最も低く、特定企業の事情で業界全体が一方向に沈んだ構図といえる。 対照的なのが小売で、10社12件と提出企業が広く分散し、平均は+0.33。クリエイトSDホールディングス(3148)の増配と規模拡大が象徴的だった。商社・卸売も11社14件と広がりがあり、業界としての評価は拮抗している。 建設・資材は5社5件と小規模ながら分散1.36で2位。日本国土開発(1887)の営業利益208.4%増が押し上げ役となった。

8/23 19:55 更新