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開示詳細

EDINET2025年12月5日 09:35有価証券届出書(内国投資信託受益証券)

有価証券届出書(内国投資信託受益証券)

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AI要約

ニッセイアセットマネジメントは、追加型株式投資信託「ニッセイ/サンダース・グローバルバリュー株式ファンド(資産成長型)」の有価証券届出書を提出しました。信託金の初期設定額は100万円、追加信託の限度額は5,000億円で、公募形式により広く投資家から資金を募ります。信託期間は2044年3月7日までの長期設定です。 同ファンドは、主として「ニッセイ/サンダース・グローバルバリュー株式マザーファンド」の受益証券を通じ、日本を除く世界各国の株式に実質投資し、中長期的な資産成長を目指します。ベンチマークはMSCI KOKUSAI指数(配当込み、円換算)で、原則として為替ヘッジは行いません。信託報酬は年率0.136%(税抜相当)にマザーファンド運用委託先への報酬(年0.40%以内)が上乗せされます。

AI影響評価

影響度i
🌤️+1
方向i
↑ 上昇
影響期間i
1ヶ月
確信度i
60%

評価の根拠

本開示は、ニッセイアセットマネジメントによる新公募投信「ニッセイ/サンダース・グローバルバリュー株式ファンド(資産成長型)」の有価証券届出書であり、同社にとっては新たな商品ラインアップ拡充と運用残高拡大のポテンシャルを持つ材料です。信託金の追加限度額は5,000億円と比較的大型であり、販売が軌道に乗れば中長期的なフィー収益の積み上げに寄与します。 一方で、現時点では販売開始前であり、実際にどの程度の資金流入が見込めるかは不透明です。既存のグローバル株式ファンドとのカニバリゼーション(食い合い)も想定され、直ちに業績インパクトを定量化することは困難です。また、信託報酬率はファンド本体0.136%に加え、マザーファンド運用委託先への報酬(0.40%以内)が別途発生する構造で、最終的な投資家負担は同社他商品との相対比較が必要です。 総じて、新商品の投入自体は運用会社にとってプラス方向のニュースであり、特に海外株式・バリュー戦略の需要が高まる局面では資金流入余地があります。ただし、短期的な株価を大きく動かすほどの決定的材料とは言い難く、マーケットの反応は限定的で、ややポジティブ程度と評価します。

使用モデル: gpt-5.1