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開示詳細

EDINET2025年12月5日 09:45有価証券届出書(内国投資信託受益証券)

有価証券届出書(内国投資信託受益証券)

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AI要約

ニッセイアセットマネジメントは、確定拠出年金(DC)専用の追加型株式投資信託「DCニッセイ/サンダース・グローバルバリュー株式ファンド」の有価証券届出書・約款を提出しました。主として「ニッセイ/サンダース・グローバルバリュー株式マザーファンド」の受益証券に投資し、日本を除く世界の株式に実質投資します。ベンチマークはMSCI KOKUSAI Index(配当込み・円換算)で、為替ヘッジは原則行いません。 株式比率や外貨建資産比率に上限は設けず、同一銘柄10%など一般的な分散投資ルールと投信協会規則に基づくデリバティブ上限を設定しています。信託報酬は年0.975%(税抜相当)で、マザーファンドの運用委託先への報酬はその範囲内から支払われます。収益分配は毎期実施可能で、配当・売買益の全額を分配対象としつつ、留保益は元本と同様に再投資されます。募集はDC制度の加入者・連合会向けの公募に限定されます。

AI影響評価

影響度i
☁️0
方向i
→ 中立
影響期間i
1ヶ月
確信度i
74%

評価の根拠

本開示は、ニッセイアセットマネジメントによるDC専用の新規追加型株式投信の設定・約款内容を示すものであり、個別上場企業の業績や財務に直接影響を与えるタイプのニュースではありません。運用方針は、日本を除く世界株式へのバリュー投資、MSCI KOKUSAI(配当込み・円換算)をベンチマーク、為替ヘッジ原則なしと、既存のグローバル株式バリューファンドと整合的な内容です。 信託金の限度額は5,000億円と大きく設定されていますが、これはあくまで上限であり、実際にどの程度資金が集まるかは不透明です。DC専用で募集チャネルが限定されることから、短期的に特定銘柄に大きなフローが発生するとは考えにくく、市場全体・個別株への即時インパクトは限定的とみられます。運用制限やデリバティブ上限も投信協会規則に沿った一般的な内容であり、リスクテイク姿勢に特段のサプライズはありません。 運用会社(ニッセイAM)や受託者(SMTB)を擁する持株会社・金融グループにとっては、DCビジネス拡大の一材料ではあるものの、単一ファンド設定レベルでは収益インパクトは軽微と推定されます。したがって、株価影響は中立(score 0)、方向性は「neutral」、時間軸も構造的な商品ラインアップ拡充として1カ月程度の限定的な評価にとどまると判断します。

使用モデル: gpt-5.1