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開示詳細

EDINET有価証券報告書-第12期(2025/02/01-2026/01/31)🌤️+1↑ 上昇確信度70%
2026/04/24 16:00

coly第12期売上70億円で創業最高 黒字転換も本業は赤字残留

開示要約

colyは女性向けスマートフォン向けゲームを中心としたコンテンツ事業を展開する会社です。第12期(2025年2月から2026年1月までの1年間)の売上高は約70億円で、これは会社が設立されて以来最も大きい数字となり、前年と比べて約8%の増加でした。 主力のゲームは3本あります。1本目は『ブレイクマイケース』で、リリースから1周年を迎えた記念施策が好評を得て、このゲーム単体としては過去最高の売上を記録しました。2本目の『魔法使いの約束』はテレビアニメ放映を契機に新規ユーザーや復帰ユーザーが拡大しました。3本目の『スタンドマイヒーローズ』は9周年を迎え、舞台公演やグッズ展開も組み合わせて安定的に売上を出しています。 本業のもうけを示す営業利益は赤字でしたが、その赤字幅は前年の約5.2億円から約1.4億円へと大幅に縮小しました。さらに保有していた投資有価証券を売却して約1.7億円の利益を得たことなどから、最終的な利益は約7,269万円となり、前年の約5.5億円の赤字から黒字へ転換しました。配当は今回も見送り、資金は新しいゲーム開発に回す方針です。次の2027年1月期では大型タイトルを含む複数の新作リリースが予定されています。

影響評価スコア

🌤️+1i
業績インパクトスコア +2

売上は会社設立以来一番多い70億円を達成しました。本業の赤字幅も前年の約5.2億円から約1.4億円へと4分の1ほどに縮みました。さらに、保有していた株などを売って得たお金を加えた最終的な利益は黒字となり、前年の約5.5億円の赤字から大きく改善しました。

株主還元・ガバナンススコア -1

colyは創業以来一度も配当を出しておらず、今回も無配です。会社のお金は新しいゲーム開発に使う方針が示されています。株式は親会社のSouth air社が約半分を持ち、創業者一族と合わせると4分の3近くを占める集中した構造で、株主への還元よりも成長投資が優先されている状態です。

戦略的価値スコア +2

会社は次の1年で大型作品を含む複数の新作ゲームを出す計画を発表しています。既存の人気作品もアニメや舞台、グッズ、コラボカフェなど様々な形で展開を広げており、長く愛されるキャラクターを育てる戦略を着実に進めている状況です。

市場反応スコア +1

売上が過去最高で利益も赤字から黒字に転換したことは投資家から前向きに受け止められやすい材料です。ただし本業の営業利益はまだ赤字で、利益の多くは株の売却など一回限りの収益に支えられている面があるため、今後発表される新作の売れ行きが評価を左右します。

ガバナンス・リスクスコア 0

親会社と創業者一族で過半数を持つ集中した株主構造のため、少数株主の利益が守られるかが論点になります。一方で、社外取締役と社外監査役が複数いて、辞任する監査役の後任にも別の弁護士が候補に挙がっており、外部からのチェック機能は維持されています。

総合考察

会社の売上は過去最高で、最終的な利益も久しぶりに黒字となりました。これは良い知らせですが、もうけの一部は持っていた株を売って得たお金や、引っ越しで建物をもらったといった一回限りのものに支えられている面があります。本業のゲーム事業だけで見るとまだ赤字なので、来年予定されている大型新作の売れ行きが、株価が上がるか下がるかを大きく左右するでしょう。配当はないので、その分は会社の成長に期待することになります。

出典: EDINET(金融庁)(改変あり)
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