開示要約
今回の発表は「半年間の成績表」です。会社全体の売上は前年より約14%減り、もうけ(営業利益・経常利益・純利益)も2〜4割ほど減りました。つまり、商品が前より売れにくくなり、利益も出にくくなっている状況が数字に表れています。 中身を分けて見ると、主力のアンチエイジング事業が大きく落ち込みました。特にネット通販で新しいお客さんを増やす動きが弱く、売上が減っています。一方で、子会社ベネクスのリカバリー事業は売上が伸び、過去最高になりました。 ただしリカバリー事業は、テレビCMなどの宣伝や人員増強にお金を使ったため、利益が赤字になりました。売上が伸びても、費用が先に増えると一時的に赤字になることがあります。 お金の面では、手元資金(現金)は増えましたが、本業で増えたお金()は前年より大きく減っています。また短期の借入も増えており、今後は「主力の通販の立て直し」と「成長投資の回収(赤字の改善)」が進むかが重要になります。
評価の根拠
☔-2この発表は、株価にとって「やや悪いニュース」です。半年間の売上と利益がそろって前年より減っているからです。投資家は会社のもうけが減ると、将来の見通しも慎重に見やすくなります。 特に大きいのは、主力のアンチエイジング事業の売上が約21%減ったことです。会社自身も、通信販売では新しいお客さんを増やす広告の効率が良くなっていない、と説明しています。わかりやすく言うと「新しい買い手を増やす工夫が、まだ十分に数字に出ていない」状態です。 一方で、会社は広告宣伝費などの費用を前年より減らし、利益の落ち込みをある程度抑えました。ただ、売上が減っている以上、株価はまずマイナスに反応しやすいです。 伸びているリカバリー事業は売上が増えましたが、テレビCMや人を増やす費用で赤字になりました。家計で例えると、将来のために出費を増やしている段階で、今の「手元に残るお金」が減って見えるため、短期では株価の重しになりやすいと考えられます。