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EDINET2025年12月15日 10:42自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)

自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)

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AI要約

この書類は、会社が「自分の会社の株(自社株)」を市場で買い戻した状況を、毎月まとめて報告するものです。東邦瓦斯は、2025年9月30日に「最大500万株、最大150億円まで自社株を買う」と決めており、その途中経過を示しています。 11月は合計43万7,900株を約20.7億円で買いました。わかりやすく言うと、会社が市場で継続的に買い注文を出して、株を少しずつ回収している状態です。10月からの累計では113万2,800株・約51.4億円まで進み、金額の進み具合(34.25%)が株数(22.66%)より先行しています。 一方で、11月は買った株を売ったり(処分)、なくしたり(消却)していません。買い戻した株は会社が持ったままなので、すぐに株数が減る効果(1株あたりの価値が上がりやすくなる効果)が確定したとは限らず、今後の消却方針などが追加で出るかが次の見どころです。 11月末時点で会社が保有する自社株は527万株超で、発行済株式(約9,822万株)に対して一定の規模になっています。

専門用語の解説

自己株式取得
会社が自社株を買い戻すこと
取締役会決議
取締役会で正式に決めた事項
取得枠
買える上限の株数・金額
消却
買った株をなくし発行株数を減らす
進捗率
取得枠に対しどこまで実行したか

AI影響評価

影響度i
🌤️+1
方向i
↑ 上昇
確信度i
60%

評価の根拠

この発表は、株価にとって「やや良いニュース」です。 理由はシンプルで、会社が市場で自社株を買うと、その分だけ買い注文が増えやすく、株が売られたときの受け止め役(下支え)になりやすいからです。11月だけで約20.7億円分を買っており、10月からの合計でも約51.4億円まで進んでいます。 ただし、今回の書類は「新しく自社株買いを始めます」という発表ではなく、すでに決まっている計画の途中経過です。たとえば、マラソンで言えば「今月はここまで走りました」という報告に近く、驚きは小さめです。 また、買った株を消して発行株数を減らす(消却)ことは11月はしていません。株数が減ると1株の価値が上がりやすい面がありますが、それは今後の方針次第です。したがって、上がるとしても影響は大きくなく、小幅プラスと見ます。

使用モデル: gpt-5.2-2025-12-11

出典: EDINET(金融庁)(改変あり)

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