株式会社レオクラン7681

今回の発表は「株主総会で決まったことを正式に報告する」ための書類です。会社は大事な決議があると、投資家に同じ情報が届くように開示します。 一番わかりやすいポイントは配当です。配当とは、会社が得た利益などの一部を株主に現金で分けることです。今回は1株あたり17円を支払うことが決まり、合計で約1.01億円を株主に配ります。効力発生日が12月19日なので、この日から「配当を出す決定が有効になった」と考えると理解しやすいです。 もう一つは人事です。取締役を1名選び、さらに監査役に万一欠員が出たときのための「補欠監査役」も選びました。どの議案も賛成が99.94%と圧倒的で、株主の反対がほとんどない形で可決されています。 ただし、この開示自体は新しい事業や業績予想の変更ではなく、決議結果の報告が中心です。そのため、株価への影響は配当水準が市場の想定と比べてどうか、という点に主に左右されます。