ひろぎんホールディングスは、2025年5月12日の取締役会決議に基づく自己株式取得（上限600万株・50億円、期間：2025年5月15日〜2026年3月31日）の進捗を開示した。2025年11月の取得実績は合計913,500株、取得総額13.36億円。 11月末時点の累計取得は2,703,900株、累計取得総額38.36億円で、株数ベース進捗45.06%、金額ベース進捗76.72%となった。11月30日時点の発行済株式総数は305,327,921株、保有自己株式数は2,629,494株（信託保有分は含まず）。
最新50件を時系列で表示しています。
この書類は「会社が自分の会社の株を市場で買い戻した結果」を毎月まとめて報告するものだ。買い戻した株は、市場に出回る株数を減らすため、1株あたりの価値（利益の取り分など）が上がりやすい、という考え方がある。 ひろぎんHDは、最大で600万株または50億円まで買う計画をすでに決めており、今回は2025年11月にどれだけ買ったかを示している。11月は約91万株を約13.36億円で取得し、累計では約270万株・約38.36億円まで進んだ。 わかりやすく言うと「買い戻しの予算50億円のうち、すでに約77%を使った」という状態だ。一方で株数の進みは約45%なので、今後は残り期間でも買い方（株価水準や市場環境）によって、買い戻しペースが変わる可能性がある。 なお、会社が持つ自己株式数の開示には、役員・従業員向けの信託が持つ株は含まれていない点に注意が必要だ。