オプトエレクトロニクスは、第三者割当による新株発行8,519,329株と自己株式302,719株の処分(合計8,822,048株、1株273円)を決議し、日本エイサー株式会社に5,822,048株、Esquarre Vision Limitedに3,000,000株を割り当て、総額約24.1億円を調達します。払込期日は2026年1月7日で、有価証券届出書の効力発生が条件です。 同社は近年2期連続の最終赤字・営業CFマイナス、借入金の財務制限条項抵触など、継続企業の前提に重要な疑義がある状況でしたが、今回の大型エクイティ調達により財務基盤の大幅な改善が見込まれます。一方で、既存発行済株式6,578,000株に対し約134%に相当する大規模な希薄化が発生し、1株当たり価値の低下は避けられません。割当価格273円は市場価格を基準とし、日本証券業協会指針に準拠し特に有利発行ではないと監査等委員会が判断しています。
株式会社オプトエレクトロニクス6664
注目の開示
開示情報
最新50件を時系列で表示しています。
2025年12月
1件オプトエレクトロニクスは、2025年11月28日に提出した第三者割当増資に関する有価証券届出書の一部誤記を訂正する訂正有価証券届出書を提出しました。募集金額は約24.1億円で変更はなく、今回の訂正は記載内容の修正にとどまります。 主な訂正点は2つです。第一に、第三者割当後の大株主一覧において、合計欄の割当前の所有株式数が「2,965,974株」から「2,896,974株」に修正されましたが、所有割合46.96%や割当後の株数・比率は変わっていません。第二に、割当先の保有方針の表現を「中長期」から「中期又は中長期」に修正し、5,000万円以上の支出制限条件を「5,000万円以上」から「5,000万円を超える」に文言調整しています。いずれも取引条件や希薄化率143.02%自体に変更はありません。
2025年11月
3件オプトエレクトロニクスは、第三者割当による新株発行8,519,329株と自己株式302,719株の処分(合計8,822,048株、1株273円)を決議し、日本エイサー株式会社に5,822,048株、Esquarre Vision Limitedに3,000,000株を割り当て、総額約24.1億円を調達します。払込期日は2026年1月7日で、有価証券届出書の効力発生が条件です。 同社は近年2期連続の最終赤字・営業CFマイナス、借入金の財務制限条項抵触など、継続企業の前提に重要な疑義がある状況でしたが、今回の大型エクイティ調達により財務基盤の大幅な改善が見込まれます。一方で、既存発行済株式6,578,000株に対し約134%に相当する大規模な希薄化が発生し、1株当たり価値の低下は避けられません。割当価格273円は市場価格を基準とし、日本証券業協会指針に準拠し特に有利発行ではないと監査等委員会が判断しています。