直近1週間は素材・化学(10社10件)でスコアのばらつきが最も大きかった。分散1.49の背景には、M&Aで事業ポートフォリオの再構築に動いたダイドーリミテッド(3205)のプラス評価と、タイ子会社の和解費用を計上した三光合成(7888)のマイナス評価が同居した点がある。同じ業界でも個社事情で評価が二極化した。
次いで小売(10社10件、分散1.04)が続く。ブロンコビリーの大幅増益が牽引し平均スコアは+0.6とプラス圏で、外食・小売の底堅さがうかがえる。
開示数が突出したのは情報通信・サービスその他で、30社33件と件数ベースでは群を抜いた。有価証券報告書の提出が重なり、評価はプラス寄りながら個社差が残った。
企業数は少ないながら分散が目立ったのが不動産(3社)で、エムティジェネックス(9820)がネクスト買収で連結利益を底上げする内容がプラスに寄与した。金融(除く銀行)では、unbanked(8746)が2か月弱でトップを再交代させ、取締役会の独立性が後退したとしてマイナス評価となり、業界内の温度差を広げた。
7/25 10:35 更新