業界ランキング(5/6〜5/22)に対する考察

分散(評価のばらつき)が最大だったのは食品業界(分散2.92)だ。開示件数は14件と少数ながら、ウェルディッシュの会計監査人辞任(スコア-4)が業界全体の平均スコアを-0.29に押し下げた。企業数が少ない業界でも1社の重大開示が業界指標を大きく動かす構図が浮き彫りとなった。 金融(除く銀行)(分散2.45)は21社25件の開示で方向感が二極化した。オリックスの東芝関連持分法益(+3)とabc株式会社の監査法人辞任(-3)という対極の開示が並び、平均スコアは+0.16と辛うじてポジティブを維持した。 情報通信・サービスその他(分散1.83)は今期最多の233社285件と件数で群を抜く。代表事例はトーシンホールディングスの会社更生申立(-4)だが、業界平均は+0.12とほぼ中立で多様な業態が混在する特性が現れた。医薬品(分散1.78)は13社13件でも武田薬品工業の米国訴訟評決(-3)が重くのしかかり、平均-0.62と今期最もネガティブな業界となった。 小売(分散1.61)はFOOD & LIFE COMPANIESの中間決算好業績(+4)が牽引し、93件という大量開示の中でも大型プラス案件の存在感が際立った。

5/24 11:23 更新